採れたて!トレセン情報
第108回[2012年6月2日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
【安田記念】だったら、復活という物語も面白い
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●女王、復活へ!?●
完全復調、というには物足りないヴィクトリアマイルの5着だが、
香港マイルと阪神牝馬Sの内容から考えれば確実に上昇。
3冠牝馬アパパネが強い頃の姿を取り戻しつつある。
先ほど、物足りないといったが、実際には5着以上の内容で「スムーズなら突き抜けていた」という
鞍上のコメントがあるように、実はかなり厳しい展開だった。
まずは極端に内枠&先行勢有利の馬場状態だったことが挙げられる。
これはヴィクトリアマイルを勝ったホエールキャプチャが逃げ馬の直後だったこと、
2着のドナウブルーが番手だったこと、3着のマルセリーナが内を捌いてきたことからも明らか。
そして、1番大きな要因は3コーナーでの激しい接触だろう。
流れが非常に遅かったこともあり、馬群が密集。
各馬ともに少しでもロスをなくしたいので、自然とポジション取りは激しいものに。
そして3コーナー。
外枠だった川須騎手騎乗のアスカトップレディがタイトなコーナリングで、その内側は団子状態。
外からの圧力と、押し返す内からの圧力で、真ん中にいたアパパネは接触して大きく体力を消耗。
レース後、蛯名騎手が川須騎手に「キレた」。
は、言い過ぎではないぐらいに声を荒げて詰め寄ったシーンは印象的かつ勝負への意気込みを感じた。
幸い、中2週で出走できるということは、最小限のダメージだったのだろう。
名牝ブエナビスタを破ったことのあるアパパネ。
このクラスのレベルの馬で「終わった」や「牝馬だから」はナンセンスな話。
世代交代が進まずに新興勢力の少ない組み合わせ。
だったら、復活という物語も面白い。
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