完全攻略ファイル No.1
【金鯱賞】近走の敗因はハッキリ!新コンビで一変の期待大
過去10年で最も出走頭数が多かったのが2017年の16頭。近年は少頭数でのレースが多くなっているとはいえ、大阪杯や香港遠征のステップレースとして重要な位置付けとなっている
金鯱賞(中京・芝2000m)。
今年は3連覇に挑むプログノーシスをどの馬が止めるのか注目されていますが、ここでピックアップしたいのは、同じ勝負服の
キングズパレスです。
重賞勝ちはないものの、昨年の新潟大賞典、七夕賞で2着、新潟記念で3着と2000mの重賞で連続好走。重賞ウイナーと言っても遜色はない実績を持っています。
気になるのは、先の3戦連続好走のあと、3戦連続で馬券圏内を外していることですが、3走前の天皇賞秋は11着ながら、勝ち馬からはコンマ7秒差。2走前はレース直前の急遽乗り替わり。前走は気難しさを見せて競馬にならずと敗因はハッキリ。それでもここ2走はメンバー上位の上がりをマークしていました。
今回は伸び盛りの若手・
佐々木大輔騎手との初コンビ。先週、今週と追い切りに騎乗してコンタクトを取り、ともにラストまでシッカリとした脚色で状態面は高いレベルでキープできています。
少数精鋭の強力メンバーとはいえ、G1ホースはゼロ。得意とする2000mに戻り、先に触れたとおり、力を出し切ればここでも足りる地力を秘めています。
鞍上にとっても、絶好のアピールチャンス。重賞初Vを大いに期待したいところです!