教えてマサカツ先生!

【金鯱賞】馬券率7割超え!元調教師が教える「G1前哨戦」で狙える逆転候補


今週は金鯱賞(G2、中京芝2000m)が行われます。大阪杯の前哨戦として現在の3月に行われるようになって以降、レースの性質が大きく変貌を遂げました。

ひと言で説明すれば有力馬ほど先を見すえた状態での参戦を強いられるようになり、昨年は菊花賞馬ドゥレッツァが1番人気に支持されながら2着に取りこぼしています。

この傾向は前哨戦特有のもので、先日行われた同じく古馬G2の京都記念では1番人気チェルヴィニアが9着に敗退。中山記念でも昨年のマイルCS勝ち馬ソウルラッシュが3着に敗れました。

2頭は当時このコーナーで解説したとおり、次走にドバイ遠征を見すえた仕上げでレースに挑んでいました。管理する調教師の立場だと7~8分のデキでも結果を残さなければならない、前哨戦特有の難しさを示す典型例と言えるでしょう。

この傾向は金鯱賞も同様です。本番を意識して有力馬ほど折り合いに徹し、積極的な競馬をしないケースが目立ちます。これにより台頭が著しいのが4コーナー先頭で回ってくる「逃げ馬」です。

【金鯱賞の逃げ馬成績(※過去8年)】
[2-3-1-2]勝率25% 連対率62.5% 複勝率75%

10頭立てで行われた2021年は当時無敗の牝馬3冠馬デアリングタクトを、果敢にハナを切った最低人気ギベオンが単勝227.3倍で逃げ切り。その他にも17年2着ロードヴァンドール、18年2着サトノノブレス(8人気)など活躍が際立っています。

今年も例に漏れず10頭前後の頭数となりそうなのに加えて、金鯱賞3連覇がかかるプログノーシスは終いを生かすタイプ。前哨戦特有の遅い流れは逃げ先行馬にとって有利に働くのは間違いないでしょう。

積極策が予想される馬のなかで注目は、前走で金鯱賞と同舞台のG3中日新聞杯を逃げ切ったデシエルトです。各馬がプログノーシスの末脚を意識するでしょうし、前が止まらない中京開幕週の馬場を追い風に押し切りが期待できます。
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