うまスクエア

過去10年で1番人気が(0-2-0-8/10)、2番人気も(1-0-0-9/10)と、1～2番人気が揃って不振。3連単10万馬券を超える配当が半数の5回と、非常に荒れるレースとなっているフェアリーステークス(中山・芝1600m)。

フルゲート16頭に対して特別登録26頭。それだけで波乱ムード漂う一戦で、注目してみたいのはミーントゥビーです。

メンバー中、3頭しかいない抽選対象外の1頭。年末年始の変則日程で体調管理が非常に難しい年明けのレースで、除外の心配をせずに調整を進められたのは大きな強み。実際に最終追い切りでもキビキビとした動きは目を引きました。

2勝はともにメンバー最速の上がりをマーク。前走の阪神ジュベナイルフィリーズは18頭立ての最低人気という低評価を覆して、勝ったアルマヴェローチェから0.9秒差の7着。

初の関西遠征、初のマイル戦、18頭フルゲートの大外枠という不利を克服して、今後にメドを立てる上々のレースでした。

今回は関東圏のレースで、距離も2度目。前走は前日の怪我で急遽乗り替わりとなった主戦の松岡正海騎手が戻ってくるのも心強いばかりです。

実績は上位とあって、さすがに前走のような低評価にはならないでしょうが、それでも馬券的な旨味は十分ありそう。積極的に狙ってみたい1頭です。