うまスクエア

2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズの前には、中山競馬場でダートの電撃戦カペラステークス(中山・ダ1200m)が行われます。

直線の急坂でバッタリ止まって後続馬の餌食になるシーンを度々見かける中山のダート1200mですが、目立つのは過去10年でダノンレジェンド(14年)が5馬身、ノボバカラ(16年)が1馬身3/4、テイエムトッキュウ(23年)が3馬身差を付けて勝っている逃げ馬の存在。

また、2度馬券に絡んだ馬が4頭いるリピーター性から注目したいのが、連覇を狙うテイエムトッキュウです。

先にも触れた通り、昨年のこのレースを3馬身差で逃げ切り勝ち。中山のダート1200mは4戦3勝、2着1回で、あとの2勝も3馬身、2馬身半差での逃げ切り勝ちという抜群のコース相性を持っています。

前走、佐賀の地方交流・サマーチャンピオンで8着と敗れていることから大きく人気を落としているようですが、当時は台風の影響でレースが順延。プラス15キロの馬体増に加え、距離もベストとはいえない1400mで、度外視できる一戦といってもいいでしょう。

中山1200mに戻る今回は、仕切り直しとするにはベストの舞台。勢いある3歳馬が人気となっていますが、有利とされる外枠からポンと行き切ってしまえば、昨年の再現も十分あるでしょう！