うまスクエア

今年のマイルチャンピオンシップ(京都・芝1600m)は2011年3着サプレザ以来の外国馬参戦となるチャリンにご注目いただきたい。

招待競走のジャパンCと違い日本で出走する外国馬の遠征費用は全て自腹。総じて本気度が高いだけでなく、今回の来日は日本競馬を知り尽くす人物から助言を受けての参戦なのだ。

その人物とはチャリンを管理するR.ヴェリアン師の妻である花子さん。JRAの関連企業やダーレー・ジャパンなどで勤務経験があるバリバリの競馬関係者であり、義理の兄弟はセリフォスを管理する中内田師なのをご存知だろうか？

すなわち、今回の来日は日本出身の花子さんから「いまの芝1600m路線は抜けた馬がいない」との進言を受けての参戦であり、しかもチャリンはかつてタイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞などマイルG1競走3勝を挙げている欧州最強マイラーだから尚更だろう。

さらに鞍上には先週から短期免許を取得したR.ムーア騎手を確保。日本の高速馬場への適性は未知数ながら、父Dark Angelは高松宮記念馬マッドクールを輩出。血統的に対応可能な下地があり要注目だ。