完全攻略ファイル No.3
【セントウルS】何から何までソックリ!7番人気2着の再現が期待できる逆転候補!
セントウルS(阪神・芝1200m)は1番人気馬が11年続けて連対中。しかも現在7連勝中らしい。有力馬の目標はスプリンターズSのはずなのに、実力馬が能力どおり結果を出すレースだ。
しかし、1~3番人気で決まったのは過去10年で2013年の1度だけ。ほぼ毎年人気薄が馬券に絡んでいて、馬選びさえ間違わなければ穴党にもチャンスがある。
その筆頭こそ事情通の記者が、「(2019年7番人気で2着)ファンタジストの再現!」と鼻息が荒い
ロンドンプランだ。
ファンタジストとロンドンプランはどちらも小倉2歳Sの勝ち馬で、休養明けの北九州記念を後方のまま大敗という共通点がある。さらにセントウルSではどちらもデビュー以来騎乗していた主戦ジョッキーではなく、別の騎手に乗り替わりとなっているのも同じだ。
もちろん狙える理由はそれだけではない。何でも前走の敗戦は“ワケアリ”らしいのだ。
「表沙汰になってないけど、北九州記念はレース当週に歩様が乱れて最終追いを木曜にスライドしている。調教も脚元を気にして軽く流す程度しかできなかったし、だから松山もスタートで躓いた時点で無理をしなかった」と舞台裏を語る。
「ファンタジストも似たようなもんで、当時担当していた玲奈ちゃん(元騎手。旧姓西原・現前原)も『小倉2歳Sを勝った舞台なので条件的にはベストなんですけど、今回はなんとか態勢が整ったってデキなんですよ~』と泣いていたくらい。それで出遅れたからユタカさんもヤラズに徹したし、ホント何から何までソックリ。これは来るやろ?」と相当な熱量なのだ。
もちろんロンドンプランはゲートに難があるだけに、ファンタジストと同じくスタートを決めて先行できるかは不透明。それでも小倉2歳Sで見せたケタ違いのパフォーマンスに賭ける価値はありそうだ。
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