完全攻略ファイル No.1
【アイビスサマーダッシュ】内枠ドントこい!?「隠れ千直巧者」の“秘策”とは
収得賞金の関係で3勝クラスに在籍する条件馬ながら、先週時点で「出られれば重賞でも面白いと思いますよ?」と語っていた
ファイアダンサー陣営。
当初、今年の
アイビスサマーダッシュ(新潟・芝1000m)は出走枠をオープン馬が埋め尽くす想定も、予定していた昨年の覇者ビリーバーが電撃引退。ファンタジーSを勝った3歳馬リバーラの回避などが重なり、何とか格上挑戦で滑り込むことができた。
また同馬は知る人ぞ知る“隠れ千直巧者”。表面上の成績は[0-1-0-2]も、過去3戦全て新潟直線1000mで不利な内枠からの発走。それにも関わらず馬券外に敗れた2回も掲示板を確保しており、前走の韋駄天S2着時は最内枠から大外のラチ沿いに持ち出して追い込んだ。
不利な枠順を乗り方で克服したレースぶりには、厩舎サイドも「前走は(前が詰まって)追い出しを待たされた分だけ届かなかったけど、前があいていれば勝っていたと思う。“得意”の内枠から適性を示してくれたし、また内枠を引いても秘策を考えているんだ」とニヤリ。
残念ながら“秘策”の核心部分は教えてくれなかったものの、韋駄天Sと同じく大外のラチ沿いに持ち出すか、もしくは開幕週の利点を生かして2021年に1枠1番から14番人気で3着に激走したバカラクイーンのように、内ラチ沿いピッタリに寄せるのかもしれない。
千直適性は今年の出走メンバーで間違いなく上位に入る存在。条件クラスから格上挑戦で出走枠に滑り込んだ強運を味方に、「千直競馬=外枠有利」の定説を覆す!?
関連記事
【平井雄二のBe The Winner】アイビスサマーダッシュ・○○○の猛攻は今年も止まらない!?必見の激走候補2頭