完全攻略ファイル No.4
【フェアリーS】近年のトレンドにピタリとハマった!大波乱の使者はこの馬だ
一昨年の勝ち馬ファインルージュは秋華賞、ヴィクトリアマイルで2着。昨年の勝ち馬ライラックはエリザベス女王杯2着、2着馬のスターズオンアースは桜花賞・オークスの2冠を制し、秋華賞で3着と、ここ2年の
フェアリーステークス(中山・芝1600m)連対馬はG1で大活躍。今年の好走馬も目が離せません。
近年の傾向を見ていくと、目立つのはキャリア2戦でこのレースを迎える馬で、過去6年の勝ち馬のうち5頭がキャリア2戦でした。
フェアリーS・キャリア2戦の勝ち馬
22年ライラック
21年ファインルージュ
19年フィリアプーラ
18年プリモシーン
17年ライジングリーズン
今年はキャリア2戦の馬が5頭いるのですが、ここでイチオシしたいのは
ブラウンウェーブです。
デビュー戦は15番人気での勝利。前走の福島2歳ステークスは11番人気7着と成績の字面は良くありませんが、前走はスタート直後に前が塞がれ、後方からの競馬を強いられながら、3コーナーから徐々にスピードアップ。直線では光る伸び脚で差を詰めて、上がりタイムは3頭いた34.7秒に次ぐ34.8秒をマーク。終いの脚は上のクラスでも通用するメドを立てました。
父モーリス、母の父ハーツクライの血統や、デビューからの2走を見るとマイルに距離が延びるのは歓迎といえそうですし、キャリア2戦で勝った馬5頭はいずれも前走で中団から後方に構えていた差し馬。17年のライジングリーズンは10番人気の低評価を覆しての勝利で、激走ムードが匂い立っているのです!
地味な臨戦過程から恐らく人気は無いでしょうが、15番人気で新馬戦を勝った勝負強さも気になるところ。大波乱の使者はズバリこの馬です!!
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