うまスクエア

今年に入って月1走のローテーションで体調面はすっかりと安定。先週、今週と2週続けてビシッと一杯に追われ、最終追い切りでは上記の好タイムで自己ベストを更新。8歳という年齢を全く感じさせない迫力満点のフットワークで坂路を駆け上がりました。

昨年の天皇賞秋で16着とシンガリ負けを喫した後はダートに矛先を向けて東海ステークスで勝ち馬から0.5秒差の5着。上がりはメンバー最速を叩き出し、続く小倉大賞典では芝に戻って3着と好走。その後は再びダート路線を歩み、マーチステークス5着、アンタレスステークス6着と安定した走りで、今年の4走はいずれもメンバー3位以内の上がりを繰り出しています。

元々、芝路線でも父ディープインパクト譲りの鋭い末脚を武器としていましたが、ダートでもその末脚は健在で、近走のレースぶりや、中間の攻め気配からも衰えは全く見られません。むしろ、一時期のスランプからは完全に抜け出して、新たな充実期を迎えているといって過言ではないでしょう。

今回は東海ステークスで先着を許した馬に、チャンピオンズカップの覇者テーオーケインズが加わる強力メンバーではあるものの、テーオーケインズは59キロ、東海ステークスを勝ったスワーヴアラミスは58キロを背負ってのレース。カデナ自身の状態も東海ステークス当時よりアップしているムードで、上位に食い込めるデキと決め手を持っています。



平安ステークス・追い切り全頭評価

枠順	馬名	評価	短評
1	カデナ	S	攻め迫力十分
2	オーヴェルニュ	B	行きっぷり良
3	ケイアイパープル	B	元気ハツラツ
4	テーオーケインズ	B	臨戦態勢整う
5	メイショウハリオ	A	充実一途で
6	ブルベアイリーデ	B	攻め気配上々
7	デルマルーヴル	C	気配物足りぬ
8	スワーヴアラミス	B	仕上がり上々
9	サンライズホープ	C	気配やや地味
10	スマッシングハーツ	B	動きキビキビ
11	サンダーブリッツ	B	好調をキープ
12	グレートタイム	B	気配マズマズ
13	ダノンファラオ	B	軽快な脚捌き
14	ヒストリーメイカー	C	気配やや地味
15	ダンツキャッスル	A	叩き上積み大
16	ペルセウスシチー	C	強調材料欠く

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