うまスクエア

先週のNHKマイルカップは最低人気のカワキタレブリーが3着に入って3連単は153万馬券という大波乱になりました。今週のヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)も2015年に2070万を超える競馬史に残る高配当を記録し、2017年にも91万馬券が飛び出す荒れる歴史を持っています

今年は一昨年の3冠牝馬デアリングタクトを筆頭にハイレベルのメンバー構成となっていますが、実績上位の馬も距離やコース、臨戦過程に不安を残しており、NHKマイルカップと似たような割れた人気分布。となれば、今週も波乱の気配が漂います。

ここでピックアップしたい人気の盲点はズバリ！クリノプレミアムです。

単勝万馬券にこそなっていないものの、2走前に中山牝馬ステークスを勝ち、前走の福島牝馬ステークスでも2着と好走しながら2ケタ人気という低評価。これだけでも美味しい存在ですが、買いの材料はまだあります！

東京の芝コースは未勝利ながら2着4回、3着1回。馬券圏内を確保できなかったのはわずか2回と安定した走りを見せています。ここ2走は1800mの重賞で連続好走していますが、芝のマイル戦も(2-3-0-6/11)で5度の連対を果たし、4走前の京都金杯では勝ち馬からわずか0.3秒差の5着。次走、ドバイのゴドルフィンマイルを勝つバスラットレオンには先着しています。

そして！何とも不気味なのは手綱をとる松岡正海騎手との抜群の好相性。これまで4回の騎乗で2勝、2着2回のパーフェクト連対。15番人気で迎えた中山牝馬ステークスでは前走16着からの大変身に導き、復調のキッカケを作りました。



また、松岡騎手は2007年のヴィクトリアマイルを12番人気のコイウタで勝利。過去4度の騎乗はいずれも2ケタ人気で、全て人気を上回る着順でゴールしています。

波乱のカギを握るのは、騎手生命を脅かす大ケガを乗り越えたベテランジョッキーの手綱かもしれません。

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