アスクワイルドモア
5/4(水) 栗東(CW)
6F 86.8-70.0-53.6-37.4-11.4(強め)
この中間はプール、坂路、CWコースを織り交ぜて入念な乗り込み。ここ2週は実戦でも手綱をとる
岩田望来騎手を背に、ラスト1ハロン11秒前半のラップで先着フィニッシュ。ひと息入れていいリフレッシュとなったのか、非常に素軽いフットワークを見せています。
きさらぎ賞4着のあとは皐月賞路線をパスして目標を日本ダービー1本へ。目論見どおりに調子を上げてきました。
京都新聞杯を勝って日本ダービーを勝った馬といえば、
アスクワイルドモアの父でキズナがいます。
キズナといえば、早くからダービー候補と評判に上がっていた素質馬でしたが、デビューから2連勝のあと暮れのラジオNIKKEI賞2歳Sで3着、弥生賞で5着と敗れて賞金加算に失敗。皐月賞をパスして日本ダービーに目標を切り替え、毎日杯、京都新聞杯、日本ダービーと3連勝して世代の頂点に立ちました。
キズナの日本ダービーまでの戦績
新馬 1着
黄菊賞 1着
ラジオNIKKEI賞2歳S 3着
弥生賞 5着
毎日杯 1着
日本ダービー 1着
このアスクワイルドモアは初勝利に3戦を要しましたが、未勝利勝ち直後の札幌2歳ステークスで2着。勝ったジオグリフとは4馬身と離されましたが、そのジオグリフは皐月賞を勝利。やや相手が悪すぎました。
その後、ホープフルステークス、きさらぎ賞と連対を外していますが、ホープフルステークスは落鉄のアクシデント、きさらぎ賞は敗れたとはいえ、勝ち馬からは0.2秒差。直線では少し窮屈なポジションになって、不完全燃焼でもありました。
日本ダービー出走へ、もうあとがない一戦。鞍上にはアスクワイルドモアを管理する藤原英昭厩舎所属で、現在全国リーディング2位の岩田望来騎手を起用。ここで権利を取れば、自身初の日本ダービー騎乗も見えてきます。
また、藤原英昭厩舎といえば、昨年の日本ダービーをシャフリヤールで勝利。日本ダービー連覇へ向けて師弟での権利取りへ、どんなパフォーマンスを見せるか大いに注目です!
京都新聞杯・追い切り全頭評価
1 | メイショウラナキラ | B | 活気ある動き |
2 | リカンカブール | C | 叩いてからか |
3 | アスクワイルドモア | S | 納得の仕上り |
4 | ストップザタイム | A | 終い鋭く反応 |
5 | ミスターホワイト | C | 好調も相手が |
6 | アップデート | B | 気合乗り良好 |
7 | リアド | B | 動きキビキビ |
8 | ショウナンアデイブ | C | 気配やや地味 |
9 | ボルドグフーシュ | C | 動きはいいが |
10 | ブラックブロッサム | A | 俊敏な脚捌き |
11 | ヴェローナシチー | B | 地味だが順調 |
12 | ポッドボレット | B | 順調そのもの |