うまスクエア

2着までに与えられるオークスの優先出走権を目指して熱い戦いが予想されるフローラステークス(東京・芝2000m)。ここに激アツの黄金ローテーションがあるのをご存知でしょうか？

それは3月に行われている1勝クラスの特別戦・君子蘭賞。過去10年で(2-2-1-7/12)と抜群の好相性を誇るステップレースで、さらに君子蘭賞で連対を果たしていた馬は(2-2-1-1/6)、実に複勝率83.3％という驚異的な好走確率を誇るレースなのです。

フローラSで好走した君子蘭賞組

17年 10人気3着 ヤマカツグレース(2着)
15年　2人気1着 シングウィズジョイ(1着)
15年　3人気3着 マキシマムドパリ(2着)
14年　6人気2着 ブランネージュ(1着)
12年　1人気1着 ミッドサマーフェア(1着)

2017年ヤマカツグレースは10番人気、2014年ブランネージュは6番人気で好走していて、馬券的にも旨味たっぷりの存在となっています。

今年は勝ち馬ヴァンルーラーと2着馬シンシアウィッシュが揃ってエントリー。

ヴァンルーラーは初勝利のあと、大きな着順が続いたことで人気を下げていましたが、テン乗りとなった藤岡佑介騎手が絶妙な逃げを打っての押し切り勝ち。ルーラーシップ産駒はこのレースで勝鞍こそないものの、2020年に5番人気のフアナが3着、2018年には13番人気のパイオニアバイオが2着に入って好配当の立役者となりました。

シンシアウィッシュは1勝馬ですが、こちらは新馬勝ち直後のアルテミスステークスで勝ったサークルオブライフから0.3秒差の4着、オープン特別のエルフィンステークスでも5着に入っており、ここに入っても遜色ない力を秘めています。また、ここ一番に強いM.デムーロ騎手が手綱をとるのも楽しみなところです。

そんな魅力ある2頭も、前日最終オッズはヴァンルーラーが44.5倍、シンシアウィッシュが33.9倍と非常に美味しいオッズ。しかも、同じ8枠に入りました。今年のフローラステークスはピンクの帽子に大注目です！

■関連リンク