皐月賞と同舞台に幻惑されず
真逆の適性馬を狙う!
弥生賞というレースは皐月賞のトライアル競走である。これは紛う事なき事実でありながら、当レースの本質を最もわかりやすく示している。
皐月賞というレースは古くから“最も速い馬が勝つ”と言われている。過去10年で1.58.5以下の高速決着が5度もある。
良馬場でも、レース後半の方がより時計のかかる前傾ラップが多く、タフなレースになる事が多い。
下記の表の通り、特に近年は、その傾向が強く平均タイムも1.58.6とかなりの高速決着になっている。
▼皐月賞・過去10年中の良馬場タイム
2019年 1.58.1
2017年 1.57.8
2016年 1.57.9
2015年 1.58.2
2014年 1.59.6
2013年 1.58.0
2011年 2.00.6
-------------
平 均 1.58.6
一方で、弥生賞にはそのような傾向はなく、むしろ逆だ。ここのところは毎年のように、時計がかかる後半の瞬発力勝負ばかり。
▼弥生賞・過去10年中の良馬場タイム
2018年 2.01.0
2017年 2.03.2
2016年 1.59.9
2014年 2.01.4
2013年 2.01.0
2011年 2.01.0
-------------
平 均 2.01.3
表を見れば、両者の違いは明らかだ。
平均タイムで2.7秒も違う。これだけ違えば当然、求められる適性だって変わる。
なぜ、ここまで違うのか。よく考えれば当然のことだろう。皐月賞を見据えている中で、無理に飛ばしていくような事はしたくないからだ。
余力を残して本番へ向かいたいと考えれば、オーバーペースを刻むような事は回避したいのだ。
ゆえに、“最も速い馬が勝つレース”への出走権を競うこのレースで、速さが問われるような流れになる事はほとんどない。
スローペースのレースで最も分が悪いのは、トップスピードに乗るまでの時間がかかるタイプ。自転車で言えば、漕ぎだしから重いギアにしているとなかなか思うように加速できないでしょう。そんな馬。
実は、今回人気を集めそうな
ワーケアがそのタイプだ。新馬・2戦目を共に上がり33秒台の速い脚で追い上げて勝っているものの、これはどちらも東京の長い直線で存分に加速が効いたからこその勝利。
ギアの重い自転車でも、時間をかけて漕いでいれば徐々にスピードが乗ってくるでしょう。
この馬はトップスピードが高いから結果的に33秒台の脚を使っているけど、一瞬でグンと加速する事はできていない。そう速くならないであろう流れが見込まれる前哨戦向きの馬ではない。
ワーケアみたいな底力タイプは皐月賞でこそ狙いたいタイプ。逆に、前哨戦でこそ狙いの立つ穴馬もいるはず。その辺りをしっかりと見極めたいね。
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[記事提供:ホースメン会議]
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