うまスクエア

弥生賞ディープインパクト記念(中山・芝2000m)は、クラシックの登竜門として多くの名馬を輩出。2020年から2005年の勝ち馬で、同年の牡馬クラシックを無敗で制覇したディープインパクトの功績を称え、その名を冠する皐月賞トライアルです。

ここで注目したいのは、ディープインパクトと同じ勝負服で、同じく若駒Sを勝って参戦するリューベックです。

若駒Sの勝ち馬はこのレースと非常に相性が良く、過去10年でマカヒキ、トゥザワールドがいずれも勝利。前記のとおり、2005年のディープインパクトも若駒Sを勝ち、このレースで連勝を伸ばしています。

また、血統面でも魅力たっぷりで、全姉に日英でG1を勝っているディアドラ、近親に2009年の勝ち馬で、のちにダービーを勝つロジユニヴァース、先週のサウジアラビア・1351ターフスプリントを勝ったソングラインがいて、勢いと縁を感じる血統背景を持っています。

ちなみに、手綱をとる池添謙一騎手は、2019年にメイショウテンゲンで勝利しています。

この弥生賞は、意外にもデビューからわずか3度しか騎乗しておらず、2019年以外の2鞍も2着、4着と上位争いを演じていて、今回も大きな手応えを持っての参戦というのがうかがえるところです。

ここまでの2勝は前々でレースを進め、なおかつ上がり最速をマークをしての完勝。展開に左右されないのは大きな強みで、出世レースを連勝してクラシック候補へ！そんなシーンが見られるかもしれません。

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