滾る。煮え滾っている万咲です。
来たぞ、現段階での今年の大一番。ここで熱くならなくてどうする。私にとってこのレースこそ、ダービー、いや、世界のどのレースにも形容できない「一番のレース」ですから。
「なんでそんな熱くなってるんだ」と言ってくる方は、このコラムの読者にはもういるわけないですよね?
こうして、コラムという形で彼らへの想いを堂々と書けることが本当に嬉しいんです。
昨秋のスプリンターズSで、彼らが悲願のG1制覇を果たしたあの歴史的瞬間、まだ「万咲の穴軸・一直線」は世に出ていませんでしたからね。
カーネリアンのスプリント戦・初挑戦の舞台、覚えていますか?
そう、2年前の高松宮記念です。あの時はびっくりしましたよ。距離的に絶対に無理だろと思っていたら、まさかの4着に激走。あれを見て、「この馬はまだ終わってない。G1を狙える力が絶対にある」と再確認させてくれました。(馬券は見事お布施になりました笑)
えー、じゃあいつものように「万咲・一撃の掟」を...と思いましたが、彼らに追い風となるデータなんて一つもないですよ。
ましてや9歳での初戦。カーネリアンは叩き2戦目がいい馬です。9歳馬によるG1制覇は、2015年のワンダーアキュート(かしわ記念)までさかのぼります。普通に考えたらノーチャンスです。
しかし、カーネリアンの過去を思い出してください。
彼は蹄葉炎により、約一年間の長期休養を余儀なくされました。その空白の時間を差し引けば、数字上は9歳ですが、「実質的な体年齢は8歳」なんじゃないでしょうか?
...わかってます。無理やりなこじつけです笑
けど、8歳のG1ならキンシャサノキセキが高松宮記念を勝っていますし、カンパニーなんて天皇賞(秋)やマイルCSを勝っています。世の馬券購入者の皆さんには「年寄りを侮るんじゃないよ」と言わせてもらいます。
明確な懸念点があります。それが、同型(先行馬)が多すぎる点。
インビンシブルパパ、ジューンブレア、ピューロマジック等々、どうしても逃げたい馬が揃いすぎているんですよね。展開は圧倒的不利、間違いなしです。
さらにもう一つ、世間が懸念しているであろう前走の香港での敗戦。しかし、あんなもの悲観する理由になりません。
むしろ、あの世界最強のカーインライジングを相手に、唯一「勝ちに行く騎乗」を見せた三浦騎手の魂の手綱捌きに、私は震えました。着順こそ沈みましたが、あの真っ向勝負の負け方こそが「まだまだ俺たちはやれる」「次こそやってやる」という陣営の執念の証明です。
それでも推奨、いや、応援したいと思うのはただの愛です。
以前にも書いた気はしますが、「推しは推せるときに推せ」という言葉。もう大ベテランの域にいるカーネリアンは今年いっぱい、いや、もしかしたらこのレースでの引退もあり得ます。どんだけ衰えがわかっても、私は彼らを買いますし、推奨します。
データやローテーションは一切追い風になりません。なんなら向かい風とも言えます。
けど、そんな風に言われていたスプリンターズSを勝利したのは誰だと。ウインカーネリアンと三浦皇成というゴールデンタッグだろと。
三浦騎手は昨年の決戦時に言っていました。「大外がいい」と。
スプリント戦において、大外枠なんてハズレ中のハズレです。しかし、そんなハズレとされる枠を望み、見事に勝利したように、彼らをこれまでの型に当てはめるなんて愚の骨頂。彼らには、向かい風くらいがちょうどいいんです。
一応、少しだけ馬券師としての見解も。私が思うに、重馬場になったら普通にいいと思うんですよね。しかし陣営としては良馬場希望。今回は雨の予報もありませんし、希望通りいけますね。
それに、中京という舞台もいいと思うんです。初スプリントG1で4着になるくらいですから、中京適性がないなんて思えませんし、「もしG1を勝てるとしたら高松宮記念だな」と、2年前の万咲は思っていました。(スプリンターズSで勝ってしまいましたが!笑)
私は常々感じます。
もちろん三浦様のことは敬愛していますし、応援もしています。けれど、一番は「カーネリアンと三浦様のコンビ」を愛しているんだなと。
この苦楽を共にした、名実ともに相思相愛のコンビが、中山で起きたあの感動を、中京の舞台でもう一度教えてくれるはずです。
私にできるのは応援のみ。アクスタ握りしめて全力で応援します。
勝て、カーネリアン。勝て、三浦様。
...あ、すっかり馬券のことを忘れてました笑
正直「単勝だけでいいだろ」とは思っているのですが、さすがにそれはやりすぎなので、仕方なしの相手馬を紹介します。馬券を買う者としての私が「地獄のハイペース」を想定して選んだ、刺客たちです。
相手は・・・
- ①パンジャタワー
展開的に前潰れの中をがっつり差してきそうです。4歳の若人がベテランたちに牙を剥きます。
- ④ダノンマッキンリー
乗り難しい馬ですが、最後方からレースを運ぶこの馬にとって超が付くほどのハイペースは最高です。
- ⑬ナムラクレア
こっちもこっちで、悲願のG1を勝ってほしい馬ですよね。けど、今回はカーネリアンがいるので申し訳ありませんが、今回も「2着」でお願いします。
三浦・一直線!
単勝
⑧ウインカーネリアン
馬連・ワイド流し
⑧→①④⑬