10月23日(日) 京都11R菊花賞(GⅠ) 芝3000m
●上位人気馬格付けチェック
馬番 | 馬名 |
能力 |
上昇度 |
馬券妙味 |
③ | サトノダイヤモンド | A | C | B |
⑥ | ディーマジェスティ | A | B | B |
⑧ | ミッキーロケット | B | C | C |
⑱ | マウントロブソン | B | A | A |
※各付けチェックの表記について
上位人気馬を[絶対能力]-[上昇度]-[馬券妙味]の各項目についてABCの3段階で評価しています。
●田中充興の見解
マウントロブソンは今春のあの異様な乱ペースとなった皐月賞でリオンディーズを負かしに行く競馬。結果は6着だったが、ペースと馬場が悪かった内を通っていたことを考えれば負けて強しの競馬だった。当時のコンデイションもスプリングSで権利を掴みにいった直後で万全の状態とまではいかなかったはず、このことから相当な潜在能力の持ち主であろうと推測できた。
続くダービーはスタートで大きく出遅れてしまい、最後は内を捌きながらの競馬となってしまった。マウントロブソンは他の馬と比べるとゆったりとしたフットワークで走る馬で、急加速するような瞬発力比べの競馬は向かない。その向かない競馬で出遅れながらダービーで7着したことで改めてまともに走ったらとの思いを強くした。
前走のセントライト記念はスタート直後に挟まれて、位置取りを悪くし、その挙句、スローペースからの瞬発力比べでロスの大きい外を回りながらの競馬になってしまった。叩き台の意味も強かったレースで7着惨敗は度外視してよいだろう。むしろ前哨戦としては不利を受け、能力を出し切らなかったわけだから満点と言えるレースだったとも言える。
マウントロブソンはデビュー当時から外人騎手から外人騎手へと乗り替わりが多かった馬だが、スタート直後の行きっぷりが悪く、スタート直後からムチを入れられたり、手綱を懸命にしごいて先行させようとしていたジョッキーの姿が目立った馬だ。レースが終わった後のジョッキーたちのコメントは「幼い、未完成、距離が延びたら」というコメントが多かった。
皐月賞で見せた驚異の粘り腰、その他のレースぶりからも同馬の本領発揮は距離が延びたスタミナ比べのレースであろうということは容易に想像がつく。今回大外枠に入ってしまったことは普通に考えればマイナスだが、ゲート入りが最後になる18番は出遅れ癖があるこの馬にとっては出遅れの可能性が下がるぶん意外とプラスとも言える。
前走で不利があった馬が次走で巻き返すのは競馬の定番、先週の秋華賞も前哨戦で不利を受けた馬たちが順当に巻き返しただけの一戦だった。
マウントロブソンが普通にレースさえしてくれれば、今回の菊花賞で巻き返しの激走をする可能性は高いと見る。よって今回の本命に推す。
一方2強と呼ばれるサトノダイヤモンド、ディーマジェスティについてだが、まずサトノダイヤモンドは前哨戦で自己新の指数をマークする結果となってしまった点がどうしてもひっかかる。この馬の能力の天井が果てしなく上ならば問題ないのだが、反動が出て大敗する可能性もかなりある。ディーマジェスティは前走セントライト記念では能力を出し切らずに勝利するという理想的な前哨戦だった。皐月賞で見事な追い込み勝ちを決めた馬だが、この手の馬は勝ちに行く競馬をすると伸びない。今回の菊花賞では距離の克服と勝ちに行かない競馬が出来るかどうかがポイントになるだろう。
カフジプリンスは芝に転じて上昇が続いているステイヤー、いかにも菊花賞向きのタイプだが、反応が悪い馬なのでレースのペースが上がって馬群がばらけるかがカギ。
サトノエトワールはスタミナだけはある馬、2強に破綻が起きた場合には大穴を開けるのは前だろうから展開上の穴馬。
●最終結論
◎ | ⑱ | マウントロブソン |
○ | ⑥ | ディーマジェスティ |
▲ | ③ | サトノダイヤモンド |
△ | ① | カフジプリンス |
△ | ⑮ | サトノエトワール |
●馬連
6 | - | 18 | (50%) |
3 | - | 18 | (30%) |
1 | - | 18 | (15%) |
15 | - | 18 | (5%) |
●3連単
[軸]18 [相手]1.3.6.15(◎1頭軸マルチ 36点)
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