穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
大種牡馬と穴種牡馬
【穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【土曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(16時頃より放送予定)
【日曜】小倉11R 北九州記念(GⅢ)(芝1200m)
以前は超前傾ラップの追い込み決着がデフォルトだったこのレースですが、最近はラップ推移こそそう大きく変わらないものの、脚質的な縛りはだいぶ緩くなってきた印象があります。過去3年、いずれも好位勢から馬券圏内に入る馬が出ていますからね。その意味では選択の幅は広がったと考えていいと思います。
さて、このレースの注目血統を考えてみましょう。
・サクラバクシンオー
・ボールドルーラー系サンデー
その他、単純なボールドルーラー系保持馬やミスプロ系なども十分アリな血統傾向だとは思いますが、今年は上記2系統に集中して考えてみたいところ。
【北九州記念と父サクラバクシンオー】
16年8人気1着バクシンテイオー
16年1人気2着ベルカント
15年2人気1着ベルカント
15年1人気2着ビッグアーサー
12年8人気1着スギノエンデバー
10年3人気2着スカイノダン
10年6人気3着サンダルフォン
09年8人気1着サンダルフォン
09年1人気3着カノヤザクラ
06年2人気3着ホーマンテキーラ
2年連続してワンツーを決めているサクラバクシンオー産駒。もう畏怖の念しか感じない、恐らく日本競馬史上に残る偉大な種牡馬と言っていいでしょう。
そもそも、サクラバクシンオー産駒は8月の小倉芝1200と非常に相性が良く、今開催も
『サクラバクシンオー保持馬』がかなり多く馬券になっています(先週土曜日の注目穴馬ピックアップ参照)。年明けの開催と異なり、オール野芝で行われる夏開催。そんな時期的な馬場適性も好走の背景にあると考えられます。
【北九州記念とボールドルーラー系サンデー】
16年3人気3着オウノミチ(父オレハマッテルゼ)
16年競走除外フルールシチー(母父アグネスタキオン)
15年15人気16着メイショウイザヨイ(父オレハマッテルゼ)
14年13人気2着メイショウイザヨイ(父オレハマッテルゼ)
12年17人気4着コパノオーシャンズ(父アグネスタキオン)
07年10人気3着ワイキューブ(父アグネスタキオン)
もうひとつ、注目したいのがボールドルーラー系サンデーです。北九州記念が1200で施行されるようになって以降、出走してきたボールドルーラー系サンデーは、上に挙げた6頭(実際に走った馬は5頭)のみ。たったこれしかいない該当馬のうち、二桁人気2頭を含む3頭が馬券になっているのですから、かなり高い適性を認めるべきでしょう。
バクシンオーとボールドルーラー系サンデーに共通していることといえば、底力があまりないということ。前傾ラップから上がりの掛かる決着になりやすいこのレースですが、バテ合いからひと伸びする底力はあまり必要なくて、どちらかというとバテながら雪崩れ込んでしまう適性が問われるということです。
もうひとつ、北九州記念といえば
『前走条件馬』ですよね。
【北九州記念における前走条件組】
15年1人気2着ビッグアーサー(1600万下1着)
14年13人気2着メイショウイザヨイ(1600万下1着)
13年5人気2着ニンジャ(1000万下1着)
13年2人気3着バーバラ(1600万下1着)
12年8人気1着スギノエンデバー(1000万下1着)
11年2人気2着エーシンリジル(1600万下1着)
10年3人気2着スカイノダン(1600万下2着)
09年2人気2着レディルージュ(1600万下2着)
08年3人気2着マルカフェニックス(1600万下8着)
08年4人気3着ゼットカーク(1000万下1着)
07年11人気1着キョウワロアリング(1600万下6着)
07年10人気3着ワイキューブ(1000万下1着)
06年11人気1着コスモフォーチュン(1000万下1着)
毎年1頭は必ず馬券になっているという超高確率ローテです。昨年は唯一の該当馬だったフルールシチーが直前に競走除外。当時、予想コラムにて『フルールシチーは例年来ている前走条件馬と若干タイプが違う』と、過信禁物としていたところ、なんと出走しないというのだから驚き。まだ連続好走は続いているわけですから、これはマークしないわけにはいきませんね。一応……
・前走1000万下の馬→重賞出走経験が必須
・前走1600万下の馬→重賞出走経験が望ましい
昨年、予想コラムで前走条件馬に関してはこのファクターを満たしている必要があるというところは検証してあるので、これをベースにしておきます(もっとも、今年は前走1000万クラスが出走していませんが)。
以上のテーマから、今年の候補馬を挙げておきます。
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