【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
阪神11R エリザベス女王杯(GⅠ)(芝2200m)
宝塚記念と同じ阪神芝2200で行われる今年の
エリザベス女王杯。宝塚記念が行われる6月開催は、梅雨の影響もあり馬場レベルが低い状況で行われることが多いのに対し、今開催は開幕週から高速決着が続発。馬場設定はやや異なると見ておいた方が良さそうです。
ただ、時計が速くなるにしても、コース形態上、後半4Fの持続力ラップになり、
スタミナと底力が問われるという点に変わりはないと見ています。
全幅の信頼とまではいかずとも、宝塚記念の注目血統である
キングマンボ系は引き続き重要な位置を占めるのではないかと考えています。
宝塚記念といえば、キングマンボ系保持馬が穴を開けるケースが非常に多いことが特徴。今年も、人気を落としたルーラーシップ産駒キセキが6人気2着と好走しました。
その他、18年に7人気で勝ったミッキーロケットは父がキングカメハメハ、16年に8人気で勝ったマリアライトは母父がエルコンドルパサー、15年に6人気で勝ったラブリーデイは父がキングカメハメハで、それぞれキングマンボ系を保持。
キングマンボ系は、京都開催のエリザベス女王杯でも重要血統に数えられており、総じて牝馬限定重賞に強いという特徴もあります。
というわけで、阪神競馬場で行われる今年のエリザベス女王杯は、キングマンボ系に注目。
④ソフトフルート(母父キングマンボ)
⑦ロサグラウカ(父ルーラーシップ)
⑮ウラヌスチャーム(父ルーラーシップ)
⑯ミスニューヨーク(父キングズベスト)
④ソフトフルートは母父キングマンボで血統テーマをクリアする存在。
前走の秋華賞は、出遅れて最後方待機。4角手前から外を回ってポジションを押し上げるわけですが、そこで1頭内にいたパラスアテナに突っ張られ、結果的に内ラチから8頭分くらい外を回らされるかなり負荷の大きなレースを強いられています。
確かに、秋華賞らしい差し追い込み決着が嵌ったところもありますが、1~2着馬の通ったコースと比較すれば、3着の額面以上に中身の濃い競馬だったといえます。
その秋華賞、そして2走前の夕月特別で見せた高い末脚の持続性能は、間違いなく阪神芝2200向き。内枠の福永騎手も魅力的。強力古馬にひと泡吹かせるシーンを狙います。
福島11R福島記念(芝2000m)
◎
③バイオスパーク
ここ数年、
福島記念で好走馬を続々と輩出しているのが、
ステイゴールドの血。
17年のウインブライトから昨年のクレッシェンドラヴまで、現在3連勝中のステイゴールド産駒。アッと驚くような人気薄を引っ張り上げていないこと、該当馬の出走自体が多いことなど、まだ確固たる血統傾向とまでは言えませんが、少なくとも3連勝中という実績は事実。ひとつの注目血統と考えておくべきでしょう。
もうひとつ、福島記念固有の血統傾向といえば、
短距離型の母親を持った馬がやたらと好走するということ。昨年は該当馬の除外などがあり、1頭しか該当馬がいませんでした(アドマイヤジャスタ:12着)が、それ以前の結果を見ると、非常に目を引く傾向と言えます。
「現役時代に1400以下の距離実績がある馬を母に持っている馬」
これは今年も検討する価値のある血統傾向だと考えています。
今年の候補馬は以下の通り
③バイオスパーク(母ナナヨーティアラ)
④レッドアネモス(母マチカネハヤテ)
⑥アドマイヤジャスタ(母アドマイヤテレサ)
⑨ヴァンケドミンゴ(母アンフィルージュ)
⑩マイネルファンロン(父ステイゴールド)
⑯レッドローゼス(父ステイゴールド)
③バイオスパークは、父がステイゴールド一族のオルフェーヴルで、母ナナヨーティアラは現役時代に1200で3勝を挙げたスプリンター。過去の福島記念の好走パターンに合致する血統です。
2走前に函館記念で3着しておりローカル重賞なら足りる力量は証明済み。福島芝2000に勝ち鞍がある点も好材料です。休み明けをひと叩きした上積みも加味すれば、人気の盲点になりそうな今回が絶好の馬券機でしょう。
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