福島牝馬ステークス(福島・芝1800m)は、土曜日の施行ではありますが、春の福島開催の締めくくる注目の重賞。
過去10年の1番人気馬は(0-4-1-5/10)、2番人気も(0-2-1-7/10)と未勝利で、牝馬限定のローカル重賞らしく、別定戦でありながら波乱傾向となっています。
一長一短のメンバー構成。今年の福島牝馬ステークスで狙ってみたいのは、格上挑戦となる
エリオトローピオです。
2走前12着、前走が16着のシンガリ負けと、大敗続きも、この福島では5戦して(3-1-1-0/5)とオール馬券圏内。
その内訳も堂々たるもので、未勝利から2勝クラスまで3連勝。昨年は格上挑戦の身ながらリステッドレースの福島民報杯2着で入るなど、抜群の好相性を誇っています。
3勝クラスではあるものの、3走前、5走前は骨っぽい牡馬を相手に差のない競馬をしており、重賞でも牝馬限定なら足りそうな感もあり、現にオープン特別でも2着の実績を持っています。
最終追い切りでは、坂路で自己ベストを出して状態面は悪くなさそうですし、そこに加えて、このコース相性は無視できないでしょう。
波乱の主役はズバリ、この馬です!