フィリーズレビュー(阪神・芝1400m)は、4月7日に行われる桜花賞のトライアルレース。
先週行われた同じ桜花賞トライアルのチューリップ賞が本番と同じ距離であるのに対して、こちらは本番よりも1ハロン短い1400m。
チューリップ賞と比べて、「桜花賞本番よりもココ」というスプリント色の濃い馬が多く出走する傾向が強く、それと同時に波乱も多い傾向にあります。
昨年も2着に7番人気、3着に11番人気の伏兵が飛び込み、3連単は10万馬券となったレース。今年、波乱の主役に期待したいのは、
エトヴプレです。
キャリア5戦が全て1200mで、距離延長がカギとなりますが、3戦目の初勝利が番手追走からの抜け出しで2馬身差の快勝。
続く福島2歳ステークスは、中団追走から直線で外に持ち出すと、渋太く粘る2着馬を力強い脚で差し切り2連勝を飾りました。
まだ気性面に幼さを残すものの、一連のレースぶりからスピード一辺倒のタイプには見えず、距離延長は問題ないでしょう。
中間の調教も、坂路で4ハロン52秒を切る好タイムを2本。最終追い切りは終い重点とはいえ、ラスト1ハロン11.1秒のラップを叩き出していて、3カ月ぶりの出走でもシッカリと仕上がった印象です。
ここまでのローテーション、レースぶりを見ても桜花賞よりココを狙ってきたタイプ。
更に、メンバーで唯一、前走から斤量が軽くなるのも好材料。迷わず買い一択です!