年明けから2回続いた京都開催が終わり、今週から阪神開催がスタート。その開幕重賞となるのが、
阪急杯(阪神・芝1400m)。
過去10年の傾向から、高松宮記念との繋がりが強い一方で、配当はやや荒れ気味。レースをじっくりと見ることはもちろん、穴馬券も仕留めておきたいところですよね。
そこで白羽の矢を立てるのが、6歳牝馬の
メイショウホシアイです。
今回がデビュー26戦目で初めての重賞挑戦。初勝利に8戦を要した叩き上げ。実績面で劣るのは否めないものの、成績を振り返ると、芝1400mでは(3-2-1-4/10)と堅実で、阪神コースに限れば(3-1-1-1/6)と更に安定したレースを見せています。
また、芝の1400m以下のレースでは、勝ち馬から1秒以上離されたことがなく、相手なりに走れるのが何よりの強み。オープンに昇級してからも8→6→4着と一戦ごとに着順を上げ、勝ち馬との着差も詰めています。
重賞でメンバーはグンと強くなりますが、同じ芝1400mで行われた先週の京都牝馬ステークスよりも小粒な印象。
牡馬相手といっても一線級がほとんどいないメンバーで、持ち味の渋太さを生かせば、十分戦えるメンバー構成といえるでしょう。
手綱をとるのは、デビュー5年目の泉谷楓真騎手。
初騎乗初勝利の鮮烈なスタートを切り、2年目には函館2歳ステークスで重賞初勝利を飾るなど、幸先のいいスタートを切りましたが、ここ2年は14勝→13勝と影が薄くなっています。
ビッグチャンスを迎えたココは、人馬ともに派手な一発を期待したいところです!