エルムステークス(G3・札幌ダ1700m)で競馬ファンの注目を集めているエアスピネル。
前走のプロキオンS(阪神ダ1400m)は1年ぶりの長期休養明け、初ダートを克服して2着に激走。今回は満を持して以前にひと悶着あった“元カレ”、武豊騎手とのコンビ復活となる。
しかし、今回は2走ボケの心配以上にエルムSの『鬼門ローテ』に該当。同レースは「前走から距離延長馬」は過去10年で勝利はなく、複勝率10.5%と苦戦しているのだ。
【前走距離別成績】(過去10年)
~1600m[0-2-0-17]複勝率10.5%
1700m [7-3-4-48]複勝率22.6%
1800m~[3-5-6-35]複勝率28.6%
補足として馬券に絡んだ2回は中京ダ1400mで行われたプロキオンS組であり、2015年2着グレープブランデー(5人気)、18年2着ドリームキラリ(3人気)と、どちらも4角3番手以内から粘り込んでいる。
直線の短い札幌ダ1700mは圧倒的に逃げ・先行馬が有利の舞台だけに、前走は中団追走から直線勝負で好走したエアスピネルには克服すべき課題は多い。
逆にエルムSで穴をあけるのは距離短縮馬。その中でも『ダ2000m以上』で実績を残している馬であり、2019年3着で今年も出走を予定しているサトノティターンは、昨年は平安S(京都ダ1900m)から距離短縮での激走だった。
今年は「東京ダ2100m→札幌ダ1700m」も、全兄は2009年のエルムS勝ち馬マチカネニホンバレ。自身も昨年3着の舞台替わりとコース適性は証明済だ。
400mの距離短縮を嫌われて人気が落ちるようであれば、馬券的に絶好の狙い目となる。
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