過去10年で出走頭数が10頭を超えたのが3回。近年の
きさらぎ賞(京都・芝1800m)は、少頭数が当たり前になっているような感がありますね。
今年は12頭と直近では最多の頭数。人気もそこそこ割れそうな気配で、好配当ゲットの期待が高まります。
その立役者に期待したいのが、
ヴェロキラプトルです。
前走のホープフルステークスは10着と大敗を喫すも、新馬戦と野路菊ステークスを連勝。先のG1でも5番人気に支持された素質馬。その1戦だけで見限るのは危険でしょう。
メンバー中、2勝をマークしているのは、このヴェロキラプトルのみ。これは他馬にはない強みで、G1の前走でも自分でレースを作った経験は無視できません。
今回は京都の外回りコースとなりますが、2勝は直線の長い東京と阪神の外回りで挙げたもの。このコース替わりもプラスと取れるでしょう。
更に今回は、今年早くも重賞2勝を挙げている西村淳也騎手を鞍上に迎え、陣営も巻き返しに燃えています。
前走着順のいい馬が多いメンバー構成の中、相手が強力なG1だったとはいえ、前走2ケタ着順では過度の人気になることはないはず。
過去の傾向から先行馬が強いレースでもあり、ここは黙って見直しといきたい一戦です!