阪神カップ(阪神・芝1400m)が行われる阪神芝1400mは、独特のコース形態からか、巧者が出やすいレース。
過去17回の歴史で、複数回馬券に絡んだ馬が8頭。昨年は7歳のダイアトニックが勝ちましたが、この馬は阪神カップこそ初出走も、同じコースで行われた阪急杯、スワンステークスを勝っているコース巧者でもありました。
今年のメンバーであれば、当コースで重賞勝ちがあるアグリ、グレナディアガーズ、ロータスランド、ララクリスティーヌには一目置かねばならないでしょう。
ただし、これらの馬は恐らく上位人気に推されると思うので、馬券的な旨みは少なめですね。
そこで、旨みたっぷりの巧者をピックアップ!狙ってみたいのは、
ダディーズビビッドです。
阪神競馬場では、過去に3戦して(1-1-0-1/3)。1600mで新馬戦を勝ち、今春の阪急杯で今回上位人気必至のアグリとクビ差の2着。ゴール前の脚色はアグリを上回っていました。
着外となった毎日杯は距離が長すぎた印象で度外視できるもの。コース適性は相当高いといっていいでしょう。
また、1400mの距離では、先の阪急杯2着の他、前走の京王杯スプリングカップ3着や橘ステークス、信越ステークスとリステッド競走を2勝するなど、8戦して(2-2-3-1/8)と、抜群の安定感を誇ります。
そうなると、気になるのは仕上がり具合。今回は7カ月ぶりの実戦となりますが、11月末から入念に攻めを積まれ、ひと追いごとに素軽さを増している印象を受けます。
過去の休み明けを見ても、久々を苦にするタイプではないですし、距離やコース適性からも、ここを狙いすましている感はヒシヒシと伝わります。
人気の盲点となりそうなここは、絶対に押さえておかねばならないでしょう!