今年の
チャレンジカップ(阪神・芝2000m)は、出走13頭のうち、重賞勝ち馬が9頭。
G1を勝っている飛び抜けた実績馬こそいないものの、実力伯仲、ハイレベルの好メンバーとなりました。
そうなると、狙ってみたいのは、実力がありながら人気の盲点となっている馬。今年のチャレンジカップのターゲットは、牝馬の
ウインマイティーです。
昨年のマーメイドステークスの勝ち馬で、3歳時にはオークスで3着の実績がある実力馬。昨年は牡馬相手に京都大賞典で3着に入り、有馬記念でも6着と健闘しました。
過去の戦歴を見て、ひと際光るのが、阪神コースでの実績。マーメイドステークスは昨年1着、今年が2着。先に触れた京都大賞典も、昨年は阪神競馬場で行われたもので、オープンの忘れな草賞も勝っています。
阪神の大敗となると、G1のエリザベス女王杯2回。今年の京都記念で6着と敗れていますが、2着馬までは0.5秒差、紅一点で踏ん張りを見せています。
直近の2走は、ともに2ケタ着順も、得意とはいえないコースで、しかも道悪でのレース。情状酌量の余地はあるでしょう。
今回は天気の心配がなさそうですし、条件は大きく好転します。
ちなみに、このチャレンジカップは、過去10年で1番人気が6勝を挙げている一方、2~3着馬がゼロ。
敗れた馬の中には単勝オッズ1.9倍のエイシンヒカリ、2.1倍のレイエンダといった圧倒的な支持を受けていた馬が着外に敗れており、1番人気が安泰というレースではありません。
先行力があり、中団からでも脚を伸ばせる渋太さは、このメンバーに入っても非常に面白い存在。
得意の阪神で、アレなレースを見せてくれる可能性も大いにあると見ました!