武蔵野ステークス(東京・ダ1600m)は、2月にG1フェブラリーステークスも行われる東京のダート1600mが勝負の舞台。
G3でありながら、過去の好走馬には、G1で好走歴があった馬、あるいは、その後G1で好走している馬が数多くおり、小細工の利かないコースというのを証明しているといえるでしょう。
今年も3歳から7歳まで楽しみな馬が揃いましたが、ここで狙ってみたいのが、7歳の古豪
レッドルゼルです。
一昨年のJBCスプリントを勝ち、今年のフェブラリーステークス、更に昨年、一昨年のドバイゴールデンシャヒーン2着と大舞台での経験は豊富。
実績は、このメンバーに入ると一枚上と言って過言ではないでしょう。
このレースは7歳にして初めての出走。1600mは先に触れた今年のフェブラリーステークスが初めての連対で、勝ち鞍はゼロ。ここに一抹の不安があるかもしれません。
ですが、メンバー最速の上がりで追い込んだフェブラリーステークスのレースぶりからも、年齢を重ねて距離の融通性は増している印象を受けますし、今なら1200mよりも、むしろ1600mの方がレースがし易いのでは思われます。
今回はドバイ遠征から帰国初戦となりますが、レース間隔が開いても力を出せる馬で、1週前追い切りでは、当日の坂路最高タイムに0.1秒差に迫る2位タイの好時計を叩き出し、最終追い切りでも力強い脚で坂路を駆け上がっています。
さすがに人気急落とはいかないでしょうが、ドライスタウト、ペリエール、ペースセッティングといった若い新興勢力が注目されて、馬券的な旨味は増しています。
ここは絶好の買い時といえるでしょう!