競馬歴23年。穴馬券こそ競馬の真髄とする馬券狂が編み出した独自レーティング術。過去5走の最高レーティングから、馬券になる期待値が高い穴馬を3頭あぶり出す!
人気だけでは計れないものがここにある。有力馬を超えるハイスコアを叩き出した伏兵馬は買いの一手だ。
四半世紀もの間、ひたすら穴馬を追い続ける男が、魅惑に溢れた穴馬・穴馬券の世界に誘います。
※想定で5番人気以下のみを対象馬としています。その後の人気変動により、1~4番人気になる可能性もあります。
■富士S・レーティング
馬名 最高レーティング
①ユニコーンライオン 283.1
②マテンロウオリオン 340.8
③エターナルタイム 383.2
④ソーヴァリアント 378.0
⑤ジャスティンスカイ 363.2
⑥ナミュール 364.6
⑦イルーシヴパンサー 363.0
⑧タイムトゥヘヴン 257.0
⑨レッドモンレーヴ 360.3
⑩キラーアビリティ 323.8
⑪ダノンタッチダウン 352.3
⑫ステラヴェローチェ 379.5
富士S・本命キラー
⑫ステラヴェローチェ
最高レーティング:379.5
まず、1頭目の本命キラーは、⑫ステラヴェローチェです。
最高レーティングは、2走前(日経新春杯・2着)に記録した379.5pt。1番人気に推されたレースで、最後の最後までヨーホーレイクとの叩き合い。最終的に3/4馬身(0.1秒差)及ばずでしたが、勝負根性を見せました。
前走は、海外遠征で度外視。復帰戦となる富士Sでは2022年3月以来の競馬となります。元々は、皐月賞・ダービーで3着、有馬記念でも4着するほどの実力馬です。
さすがに、長期休養明けが嫌われそうですが、レーティングからポテンシャルは、かなり高いので軽視は危険です。距離も短いですし、どこまで人気するか分かりませんが、一発の可能性があるのはこの馬でしょう!
⑤ジャスティンスカイ
最高レーティング:363.2
2頭目の本命キラー候補は、⑤ジャスティンスカイです。
最高レーティングは、3走前(洛陽S・1着)に記録した363.2ptです。逃げ馬をしっかり差し切り、2着のココロノトウダイとの競り合いを制しての1着。しっかり人気に応えました。
前走・2走前と馬券に絡むことができていませんが、2走前のマイラーズCは、ゴール前大混戦の9着。これは展開一つで着順も大きく入れ替わりそうなレースでしたし、前走は58キロを背負っての競馬。
今回は、斤量が1キロ減となり57キロ。近2走はそこまで悲観する必要はないでしょう。過去5走のレーティングも平均的に高いですし、狙うならここでしょう。
⑦イルーシヴパンサー
最高レーティング:363.0
最後に取り上げるのは、⑦イルーシヴパンサーです。
最高レーティングは、5走前(安田記念・8着)に記録した363.0ptです。2022年の安田記念ですが、このときは1番人気に推されていたんですね。
結果的には8着に負けてしまいましたが、上がり3Fは最速を記録していますし、勝ち馬のソングライン、2着馬シュネルマイスターとは0.2秒差です。
成績の浮き沈みが大きい馬ですが、今年の金杯も勝っていますし、近2走も大敗という訳ではありません。手頃なメンバーとなった富士Sなら出番はあるでしょう。
有力馬の影に隠れた本命キラーを見逃すな!波乱の主役はこの穴馬かもしれない!? 馬券に入れておいて損はないでしょう。