18日に行われた東の菊花賞トライアル・セントライト記念は、2番人気のラジオNIKKEI賞3着馬レーベンスティールが皐月賞ソールオリエンスを破って重賞初制覇。3着に3番人気のシャザーンが入って2→1→3番人気の決着となりました。

今週の神戸新聞杯(阪神・芝2400m)は、どのような結末となるのか?

人気は日本ダービーで勝ったタスティエーラと同タイムで、2着のソールオリエンスとはハナ差の大接戦を演じたハーツコンチェルト、共同通信杯でタスティエーラを破り、皐月賞では3着に入っているファントムシーフ、3連勝で京都新聞杯を勝っているサトノグランツ…。

このあたりが上位に推される気配。そこに割って入る可能性十分と見るのが、ここでピックアップするマイネルラウレアです。

デビューから2連勝でリステッドの若駒ステークスを勝利。その勝ちっぷりの良さからクラシック戦線での活躍も期待されるも、弥生賞を挫跖で、毎日杯を筋肉痛で回避するアクシデントで順調さを欠き、ぶっつけ本番となった皐月賞は14着と大敗。

日本ダービーを目指して仕切り直しとなった京都新聞杯も5着と敗れ、秋に備えてリフレッシュを施されました。

春は何とも消化不良となってしまったのですが、京都新聞杯はメンバー最速の上がりで、勝ったサトノグランツとは僅か0.1秒差。振り返れば連勝した新馬戦、若駒ステークスもメンバー最速の上がりで、道中最後方からグイグイ伸びての差し切り勝ちでした。

まだまだズブさや道中のポジショニングに課題はあるものの、父ゴールドシップを彷彿させる芦毛の馬体から繰り出す末脚は迫力満点。距離延長はプラスに出そうですし、直線の長い阪神の外回りも合いそう。

また、リフレッシュの甲斐あって、先週はCWコースで6ハロン77.9秒、今週は坂路で4ハロン50.6秒の好タイムをマーク。仕上げに抜かりはありません。

更に、鞍上には新馬勝ちした時のパートナーである横山武史騎手を迎え、盤石の体制が敷かれました。

自慢の末脚で菊花賞戦線に浮上する可能性はかなり高いと見ました!

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