今年の
セントライト記念(中山・芝2200m)は、春のクラシックで主役を演じたソールオリエンスがここから始動。
その走りは要注目ですが、目標はあくまでも先。取りこぼす可能性も十分考えられます。
そこで、今回はジョッキーに注目。2011年から13年連続騎乗。ここ10年は(2-1-1-6/10)で、2年連続で連対を果たしている田辺裕信騎手をピックアップします。
昨年は次走で菊花賞を勝つアスクビクターモアに騎乗し、アタマ差の2着と悔しい結果に終わりましたが、2年前は9番人気のアサマノイタズラで鮮やかな差し切り勝ち。18年にはジェネラーレウーノで断然の1番人気だったレイエンダを破る好騎乗を見せるなど、抜群の好相性を見せています。
パートナー
のグリューネグリーンは今回が初騎乗。昨年の京都2歳ステークスの覇者で、その時は後にホープフルステークス、札幌記念でも2着に入るトップナイフを破っています。
その後は大きな着順が続いているものの、ホープフルステークス、弥生賞は着順ほど大きく負けていませんし、クラシックの2戦は鞍上と手が合わなかった印象。連戦の疲れもあったかもしれません。
今回は夏場を休養に充ててリフレッシュ。皐月賞馬ソールオリエンスには一目置かねばいけないものの、その他の馬には地力で引けを取りませんし、兄のヴェルデグリーンは中山を得意とし、2200mではオールカマー、アメリカJCCとG2を2勝。
何よりこのレースと相性のいい田辺騎手へのスイッチは大きなプラス材料です。
奇しくも9番人気で勝ったアサマノイタズラは今回と同じテン乗りでの勝利でした。穴のニオイが漂う1頭です!