京成杯オータムハンデキャップ(中山・芝1600m)は、2018年こそ1→3→2番人気の組み合わせで平穏に終わりましたが、直近は4年連続で2ケタ人気が馬券に絡む荒れるレース。積極的に穴馬を狙っていきたいですね。
5番人気以下の馬で目立つのが牝馬の活躍。ここでプッシュするのは、
ミスニューヨークです。
関西馬でありながら、中山コースではメンバー最多の4勝をマーク。しかも重賞のターコイズステークスを連覇し、中山牝馬ステークスでも3着と好走するなど重賞実績も豊富。
昨年のこのレースは4着と敗れていますが、勝ったファルコニアとはわずか0.1秒差。舞台設定は申し分ありません。
今年に入って9着→8着→11着→7着と、着順だけを見ると精彩を欠いているようにも見えます。しかし、最も離された4走前の京都牝馬ステークス、2走前の福島牝馬ステークスでも0.6秒差と、これも致命的な大敗には至っていません。
また、福島牝馬ステークスと前走のクイーンステークスはメンバー最速の上がりを使い、前との差をしっかりと詰めていますから、能力の衰えは全くないと言っていいでしょう。
一昨年の秋以降、2走前を除いてM.デムーロ騎手が騎乗し続けているように、能力を高く買われている馬で、ここに地力は上位の存在です。
それでいて、近走の着順の悪さが嫌われているのか、前日正午の時点で、人気は下位に甘んじています。
消化不良に終わった小回りコースでの2戦から条件は大きく好転。迷わず狙い撃ちです!