昨年は10番人気のカラテが勝って、3連単は70万馬券。一昨年も12番人気のマイネルファンロンが勝って、3連単26万馬券が飛び出すなど、3連単は過去10年全て万馬券決着。
最も低い配当でも280倍を付ける、ハンデ戦らしい荒れたレースとなっている
新潟記念(新潟・芝2000m)。
今年もメンバーを見渡すと、一筋縄では行きそうにない、いかにも荒れそうなメンバー構成。そこで万馬券の使者として期待したいのが、
ユーキャンスマイルです。
今年で8歳となるベテランですが、19年に1着、昨年は7歳ながら2着と、このレースとは文句なしの好相性を誇ります。
8歳といっても、しっかりと間隔を開けて使われていることもあって、昨年はメンバー最速の上がりで2着。今年に入っても馬券圏内こそありませんが、前走の目黒記念は勝ち馬から0.5秒差の僅差まで詰め寄ってきました。
今回は目黒記念で先着を許したサリエラ、プラダリア、バラジとの再戦。ユーキャンスマイルも含めて、いずれも前走と斤量は同じで、一見すると逆転は難しいのではと感じます。
しかし、調教でも熱心にハードに追われ、キビキビとした動きを見せて大きな衰えは見られませんし、何よりも新潟コースは2勝、2着2回のパーフェクト連対を誇る得意コース。この新潟記念も実績十分とあって、ここに逆転の目があるように感じられてならないのです。
かつてはG1でも上位争いを繰り広げた実力馬。さすがにもうG1では厳しいと言わざるを得ませんが、G3のハンデ戦ならまだまだ好走可能。
待望の舞台で、陣営のハード調教に応える古豪健在の走りを期待します!