ご存知の通り今週まで夏の小倉はまだ開催が無く、中央開催は新潟のみ。重賞はレパードSが行われる。
夏の3歳ダート重賞とはいえ、例年好メンバーが揃う一戦。今年も、2勝馬が22分の9の抽選、13頭が除外となったが、その中にも除外が本当に残念な、出走できていれば勝ち負けできたのでは…と思われる馬もおり、特別登録の段階から将来が楽しみな好素材が揃っていた。
この半分以下の確率の抽選をクリアした馬には運がありそうだが、注目したいのは実績馬の巻き返し、中でもミヤジコクオーには注目すべき話もあり、より食指が動くというもの。
ここまで6戦して3勝、負けた3戦は新馬戦と伏竜ステークス、そして前走のジャパンダートダービー。
新馬戦は2着に敗れたとは言え逃げ馬を惜しくも捉えられずの首差、まして3着以下には大差をつけており、結果としては2着でも勝ちに等しい内容だった。
伏竜ステークスは、スタートしてすぐに躓いてしまいダッシュがつかず最後方からの競馬、流れに乗れなかったことを考えれば良く3着まで押し上げた。
そして前走のジャパンダートダービー、結果的には馬場とナイター競馬が合わなかったとも言えるのだが、カフェファラオマークで進めたレースも仇となった印象。
負けた3戦には全てれっきとした理由があり、評価を下げる必要は無いはずだ。
さらに今回の鞍上、普通は主戦の幸騎手となるところだが、幸騎手にはメイシヨウダジンの先約があったため乗れず、新馬戦でも騎乗し初勝利の手綱も取った和田騎手に声が掛かったという経緯。
ただ当初、和田騎手はこの日エルムステークスにトップウイナーで参戦予定だった。
しかし「ミヤジコクオーに乗れるのならば」と新潟での騎乗に切り替えた。
やはりデビュー戦、そして勝った時に手綱を取っているだけに、それだけの感触と良いイメージを持っているのだろう。再びミヤジコクオーの手綱を取れることを非常に楽しみにしていた。
結果的にトップウイナーもクラスターCへと切り替えたため和田騎手は両方とも乗れるようになった。
抽選クリア組にも劣らない、非常にいい流れの中にいると言ってもいいだろう。
ミヤジコクオーと和田騎手のコンビ、注目したくなる!
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