アイビスサマーダッシュ(新潟・芝1000m)といえば、JRAで唯一の直線競馬。
コーナーを回るレースでは、ほぼ通る馬がおらず、荒れることがない大外、スタンド側を走る馬が有利で、スタートから真っ直ぐ走るだけでいい外枠の馬が好成績を残しています。
過去10年の結果を見ても、勝ち馬8頭が真ん中より外の5~8枠で、大外の8枠が4勝。馬番別では9番より外の馬が8勝しています。
だからといって、内枠が全くダメなのかいわれると、答えはノー。
9~18番の馬で上位3着を占めたのは、過去10年で2回。内に入ったというだけで軽視するのは危険なのです。
ここは至って素直に、昨年の3着馬・
ロードベイリーフを見直してみるのはどうでしょう?
昨年は14番人気ながら、5番枠から3着と激走。3連単26万馬券の片棒を担ぎました。それ以降、最高着順は前走の6着と着順はひと息なのですが、前走は勝ち馬と0.3秒差。
昨年のアイビスサマーダッシュ以降の7走で勝ち馬から1秒以上離されたレースはなく、ある意味今年の低調なメンバーに入れば、悲観する成績ではないのです。
鞍上は昨年3着に入った西村淳也騎手とのコンビが復活。ジョッキーとしてのキャリアも順調に積み重ね、何とも不気味に映ります。
条件クラスではなく、重賞で内枠を克服して馬券圏内に入った実績に改めて注目の一戦です!