近年は大荒れとなっているダート重賞の
プロキオンS(中京・ダ1400m)。
昨年と一昨年は2年連続で2着に14番人気、3着に12番人気の超人気薄が激走。昨年は71万馬券、一昨年は勝ったメイショウカズサも9番人気の人気薄で3連単は194万馬券。2020年も5→8→9番人気の組み合わせで82万馬券と超高配当が続いています。
好走馬を見ていくと、目に付くのが重賞、オープンでの好走がありながら、人気の盲点になっている馬。
昨年12番人気3着のサクラアリュールは前走が2着。21年に12番人気3着だったメイショウウズマサは前走4着、前々走3着と好走。20年の勝ち馬サンライズノヴァは、交流Jpn1のかしわ記念で3着と好走した直後ながら5番人気に甘んじていました。
この視点で、今年狙ってみたいのが、
メイショウダジンです。
一昨年の秋には、交流Jpn2の日本TV盃で3着に入ったこともある実力馬。その後はなかなか馬券に絡むことができなかったのですが、2走前の欅ステークスで4着と久しぶりに掲示板に載ると、前走は中団から鋭い決め手を繰り出して差し切り勝ちを収めました。
スランプが少し長かったことから、2走前が15番人気、前走が10番人気という低評価。これは前走が9番人気だったサクラアリュール、同12番人気だったメイショウウズマサを彷彿させます。
もうひとつ、ここでメイショウダジンを狙ってみたい理由が、少しオカルトにはなるのですが、勝った後の着順です。
■メイショウダジンの勝利後の着順
新馬 1着
→ネモフィラ賞 3着
くすのき賞 1着
→毎日杯 5着
2勝クラス 1着
→竹田城S 3着
西日本スポーツ杯 1着
→日本テレビ盃 3着
天保山S 1着
→プロキオンS ?着
前回までの4勝のうち、3走が次走でも3着と好走。唯一馬券に絡めなかった2勝目(くすのき賞)後のレースは芝の重賞である毎日杯。そこでも5着と能力の高さを垣間見せています。
最終追い切りでも素軽い動きを見せているようで、この休み明けは体調もかなり良さそう。一発の魅力たっぷりの1頭です!