リニューアル工事が終わり、3年ぶりに京都競馬場に戻ってきた
平安ステークス(京都・ダ1900m)。
昨年のジャパンダートダービーを制し、暮れの東京大賞典でも2着に入ったノットゥルノとダイオライト記念を9馬身差で圧勝したグロリアムンディの参戦で盛り上がっていますが、ここで忘れてほしくない1頭、それが
サンライズホープです。
直近の2走は14着、10着と大きな着順が続いているものの、昨年秋に11番人気で勝ったみやこステークスは、前走12着からの鮮やかな大変身。重賞初制覇となった21年のシリウスステークスも、前走は1番人気で6着と人気を裏切った後の変身でした。
もっとも、買える理由はそれだけではありません。この馬は京都競馬場で(2-1-0-1/4)、京都の1900mを走った経験こそありませんが、1900mの距離ではシリウスステークスを勝つなど4戦2連対と好走を見せており、変身が見込める状況が揃っています。
■サンライズホープの京都成績
20/10/31 2着 2勝クラス
20/05/16 1着 1勝クラス
20/04/26 4着 1勝クラス
19/11/09 1着 新馬
そして何より、坂路でさほど目立つ動きを見せない馬が、1週前追い切りで自己ベストにコンマ3秒と迫る4ハロン50.9秒の好時計をマーク。最終追い切りも52.2-37.6-24.4-12.2秒のラップで力強く坂路を駆け上がり、馬のデキに関しては全く陰りは見られません。
ムラ駆けタイプではあるものの、重賞を2勝。3走前の東京大賞典では4着と健闘を見せており、地力は大きく引けを取らない実力馬。ここも人気の盲点となることは必至で、見限りは厳禁といえるでしょう!