京王杯スプリングカップ(東京・芝1400m)は安田記念より1ハロン距離が短い1400mが舞台。
1400mはG1が組まれている1200mや1600mでは力を出し切れないスペシャリストが生まれやすい距離でもあります。
そこで注目したいのが、1400mでは(2-2-2-1/7)と堅実な走りを見せている
ダディーズビビッドです。
■ダディーズビビッドの1400m成績
23/02/26 2着 阪急杯
22/10/16 1着 信越S
22/05/29 2着 安土城S
21/11/14 14着 オーロS
21/10/17 3着 信越S
21/08/29 3着 朱鷺S
21/05/09 1着 橘S
デビュー当初はマイル戦を中心に使われてきましたが、初めての1400m戦となった橘ステークスで4馬身差の快勝。その後、1200mでの好走もあるものの、直近の勝ち鞍2つは1400mで挙げており、2走前の阪急杯では重賞での初連対を果たして、抜群の安定感を誇るとともに、着実に地力も蓄えています。
今回の舞台となる東京競馬場では、21年11月のオーロカップで14着と敗れるも、勝ち馬からはコンマ6秒の小差。そこから前記のようにグンと力を付けており、過去の傾向から、大敗の後でもガラリ一変の好走を度々見せています。
鞍上も乗り慣れた浜中俊騎手に戻り、ベストの1400m戦。狙い澄ました距離で、前走の阪急杯11着からの大変身が目に浮かんできます!