今週のG1は、春の古馬中距離王を決める
大阪杯(阪神・芝2000m)。今年は近況成績のいい馬も多く、熱い戦いが繰り広げられそう。
ここで調教解析班からオススメが来たのが、
ノースブリッジです。
前走のアメリカジョッキークラブカップの時と同様、直前の2週は主戦の岩田康誠騎手が美浦へ出向いて調教に騎乗。ともにウッドチップコースで5ハロン追われて、先週が66.1-51.3-36.6-11.1秒をマーク。
最終追い切りも、66.7-51.0-36.7-11.2秒で豪快に先着。ここに来ての充実ぶりがひしひしと伝わる文句なしの動きを披露しました。
昨秋の2走は歯がゆい結果となりましたが、今年は初戦となるアメリカジョッキークラブカップを好位から力強く押し切り、一皮むけた印象。G1タイトル奪取へ、いよいよその時が来たかもしれません。
昨年、2番人気に支持されながら5着と敗れた
ジャックドールも、リベンジに向けて気合十分。
最終追い切りは、前走に続いての騎乗となる武豊騎手背にして、CWコースでの6ハロン追い。
先を行くパートナーに向けて鞍上がゴーサインを出すと鋭く反応し、ラスト2ハロンのラップが11.2-11.0秒という出色のラップで、並ぶ間もなくパートナーを交わし去ってゴールを駆け抜けました。
元々ゆったりとした間隔で結果を出し続けていたタイプでもあり、うまくリフレッシュがなされた模様。ここは反撃必至と見ました。