昨年は15番人気と12番人気のワンツーで、馬連で10万円を超える好配当。一昨年は7→5→6番人気の組み合わせで、
中山牝馬ステークス(中山・芝1800m)はハンデ戦らしく、難解なムードが漂っています。
どの馬にもチャンスがありそうなレース。ここで注目してみたいのは
スルーセブンシーズです。
形の上では3勝クラスを勝ち上がったばかりも、3歳時はオークスと秋華賞に出走。紫苑ステークスでは2着に入っている実力の持ち主です。
オープン入りも間近と思われましたが、コンスタントに使い込めなかったこともあってか、1月の初富士ステークスを勝って待望のオープン入り。5度目の重賞挑戦となりました。
過去4回の重賞挑戦は、2回が強敵が揃ったG1レース。もう1つのマーメイドステークスは後方でリズムが今ひとつ、更に4コーナーでは大きく外を回らされる非常にロスのある競馬での不完全燃焼。敗因はある程度ハッキリとしています。
■スルーセブンシーズの中山成績
23/01/21 1着 初富士S
22/03/06 3着 湾岸S
21/09/11 2着 紫苑S
21/03/28 1着 ミモザ賞
21/01/05 3着 1勝クラス
20/09/19 1着 新馬
連対を果たしたのは、今回と同じ中山競馬場で行われた紫苑ステークス。中山は(3-1-2-0/6)で1度も馬券圏内を外しておらず、全3勝を挙げている得意コースであり、今回は2戦2勝でコンビ相性も抜群、ここに来てグンと調子を上げてきたC.ルメール騎手が手綱をとるのも心強い材料です。
先に触れたとおり、コンスタントに使えなかったことで、5歳春を迎えてキャリアはまだ10戦。3勝クラスでも後の重賞で好走しているロバートソンキー、キングオブドラゴンといった強力な牡馬を相手に差のない競馬をしていますし、牝馬同士であれば、重賞でも全く引けは取りません。
得意コースで巡って来た重賞でビッグチャンスの到来です!