阪急杯(阪神・芝1400m)は、2年連続1番人気の馬が勝利しながら、昨年は9番人気のトゥラヴェスーラ、一昨年は10番人気のミッキーブリランテが2着に入ってヒモ荒れ決着となりました。
今年は重賞ウイナーがわずか2頭というメンバー構成で、いかにも荒れそうな雰囲気が漂っています。そんな波乱含みの一戦で好気配を見せているのが
ルプリュフォールです。
直線で行き場をなくし、完全に消化不良となった前走・阪神カップ13着の無念を払拭すべく、この中間は3週続けてハードに追われ、先週と今週はCWコースで7ハロン78秒台の好タイムをマーク。とりわけ今週はラスト3ハロン36.7秒、1ハロン11.8秒のラップで力強くゴールを駆け抜けました。
前走は直線でまともに追えないながら、メンバー2位の上がりで、勝ち馬からはわずか0.6秒差。巻き返しに燃える陣営の意気込みがヒシヒシと伝わってくるだけに、ここは素直に見直しと行きましょう。
そして、調教解析班より「これは押さえておいて」とプッシュが来ているのが
ホウオウアマゾンです。
前走の根岸ステークスでもプッシュがあった馬ですが、この中間も動きには全く陰りはなく、先週はCWコースでの3頭併せでしっかりと負荷をかけ、最終追い切りは坂路で自己ベストを叩き出しました。
初ダートの前走は不本意な結果となりましたが、過去に馬券圏内に入った8戦のうち7戦が阪神競馬場というコース巧者。改めて期待したいところです。