今週はいよいよ今年最初のJRAG1
フェブラリーS(東京・ダ1600m)。節目となる40回目の覇者はどの馬となるでしょうか?
ギルデッドミラーの引退で混戦に拍車がかかった一戦。調教解析班よりプッシュが来たのは
ショウナンナデシコです。
先週は坂路での併せ馬で4ハロン51.1-36.7-24.3-12.3秒の好タイムをマーク。しっかりとした負荷をかけられ、最終追い切りは上がり重点とはいえ、ラスト1ハロン12秒フラットの速いタイムで軽快に登坂。状態面に陰りは全く見られません。
昨秋は3戦連続3着の惜敗が続くなど、やや消化不良となってしまいましたが、春の4連勝のうち3つは1600mで、その中には牡馬も混じった交流Jpn1のかしわ記念も含まれています。
底を見せないマイル戦でどんなパフォーマンスを見せるか大いに注目です。
日曜日は小倉競馬場で今年最初の重賞となる
小倉大賞典(小倉・芝1800m)も行われます。
フルゲートのハンデ戦とあって難解にも映りますが、その主役候補にプッシュしたいのは
フォルコメンです。
先週、美浦のウッドチップコースで6ハロン82.1-66.0-51.2-36.7-11.4秒をマーク。長めの距離をしっかりと終われ、終いの脚も実にパワフル。今週も戦いの場となる小倉のダートで脚を確かめられましたが、抜群の行きっぷりを見せています。
堀宣行厩舎の小倉遠征といえば、レアであり、しっかりと結果出して勝負の遠征。今年はまだ1勝のスロースタートとなっているだけに、その起爆剤となるか注目です。
昨年の覇者ロータスランド、桜花賞2着のウォーターナビレラをはじめ、高松宮記念、ヴィクトリアマイルを意識した実力馬が顔を揃えた
京都牝馬ステークス(阪神・芝1400m)。
このレースで好気配を見せているのは、近況の充実が著しい
ララクリスティーヌです。
先週は主戦の菅原明良騎手が栗東に駆けつけて状態を確かめ、最終追い切りでもラスト1ハロン11秒7のラップでゴールを駆け抜けるなど、キビキビとした脚捌きが目を引きました。
菅原騎手とのコンビでは5戦して3勝、2着2回と連対を外していない好相性。スワンS2着の実績からも、ここは重賞初Vのビッグチャンス到来です。
土曜日の東京
メインダイヤモンドステークス(東京・芝3400m)はステイヤーズSに次ぐ長距離で行われる名物重賞。
長期休養明けだった暮れのステイヤーズSをひと叩きされた
カウディーリョは、坂路、ウッドチップコースで併せ馬を4本消化。先週はサウジカップを控えたカフェファラオらを相手にビッシリ追われて、時計もひと追い毎に短縮し、フットワークにも素軽さが出てきました。
過去には長期休養明け2戦目に一変する走りを見せたこともあり、人気はなくても押さえておきたい1頭です