京都記念(阪神・芝2200m)は今年で116回目を迎える伝統の一戦。かつてはハンデ戦として春・秋の年2回行われ、1984年より年1回へ。1994年からは別定戦となり、近年は海外遠征を控えた馬や春のG1戦線へ間隔を開けて挑みたい実績馬が多く出走し、レベルの高いレースとなっています。

今年は一昨年の年度代表馬エフフォーリアと昨年の日本ダービーを勝ったドウデュースが春のG1を待たずに直接対決。更に中日新聞杯で復活を遂げた一昨年のホープフルステークスの覇者キラーアビリティが加わって、戦前から非常に盛り上がっています。

ただし、ドウデュースにとっては、強力なライバルの存在プラス、とてつもなく高い壁に挑まなくてはなりません。

とてつもなく高い壁。それはダービー馬が京都記念では非常に苦戦している歴史です。

■過去10年・京都記念に出走したダービー馬
22年 11着 マカヒキ
21年 5着 ワグネリアン
19年 3着 マカヒキ
18年 3着 レイデオロ
17年 3着 マカヒキ
16年 6着 ワンアンドオンリー
15年 3着 キズナ

過去10年で5頭が全7回が出走して、17年、19年のマカヒキ、18年のレイデオロ、15年のキズナが3着。一見すると悪くないようにも思えますが、いずれも人気を背負いながら連対を外しており、過去30年に遡っても京都記念で連対を果たしたダービー馬は01年2着のアグネスフライトのみ。

勝ち馬に至っては、年2回行われていた時代、1948年春のマツミドリまで遡らねばならず、しかもこれが唯一の京都記念を勝ったダービー馬なのです。

帰厩後は年末から十分すぎるほどの乗り込みで上々の仕上がりを見せてはいるものの、過去2回の休み明けは2着、4着と勝ち切れていないのも気になる材料。実績、実力は認めても過信は禁物です!

うまスクエアメンバー登録

STEP:1メールアドレス入力

メールアドレスの入力

うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。

入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。

  • メールアドレス(半角英数字)

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧