京都競馬場の改修工事に伴い、3年連続で中京芝2000mが舞台となる
きさらぎ賞(中京・芝2000m)。近年は少頭数が続き、今年も少数精鋭の戦いながら楽しみなメンバー構成となりました。
ここを勝てばクラシック出走が早々に叶うだけに、勝負気配の強い馬を見切って馬券にも生かしたいところです。
そんなきさらぎ賞で調教解析班がピックアップしてきた馬、それは
オープンファイアです。
昨年10月のアイビーステークス3着から少し間隔が開いていますが、中間はたっぷりと併せ馬を消化。その相手にはキラーアビリティ、ラーゴムといった重賞ウイナーの名前もあり、最終追い切りも昨年の小倉記念2着馬ヒンドゥタイムズを相手に抜群の手応えで鼻面を併せてゴール。じっくりとコンディションを整えてきました。
父はこの3歳世代がラストとなるディープインパクト。その決め手はしっかり受け継がれていて、前走のアイビーステークスはメンバー最速の上がり33.3秒をマーク。デビュー戦も上がり33.4秒の脚で差し切っています。頭数も手頃なここは絶好のチャンスと言えるでしょう。
動きの面では
ロゼルも気になる存在。
未勝利を勝ったばかりの身ですが、最終追い切りの脚捌きも非常に素軽く、好調をキープしているように思えます。こちらも持っている決め手はなかなかのもので、昇級いきなりの重賞挑戦でも侮れない1頭です。