過去10年で1番人気馬が[5-2-1-2]と、圧倒的な成績をマークしているクイーンステークス(G3)。
今年は上位拮抗の様相も、重賞連勝中のフェアリーポルカに人気が集中しそうだ。
しかし、同馬は過去10年で1番人気を裏切り馬券外に敗れた2頭と同じく、“クイーンSの好走条件”を満たしていないのをご存知だろうか?
北海道シリーズでは中央開催とは別の『コース適性』が要求される。具体的には洋芝コース実績が必要で、1番人気で馬券に絡んだ8頭中7頭に札幌、函館で好走歴があった。
逆に掲示板を外した2頭は北海道シリーズに出走経験すらなく、フェアリーポルカも札幌初参戦となる。1番人気馬の複勝率80%の堅いレースとはいえ、今年に限っては過信禁物かもしれない。
▼馬券外に敗れた1番人気馬の成績
17年アドマイヤリード 6着(単勝2.4倍)
10年ヒカルアマランサス 8着(単勝3.8倍)
またクイーンSは2018年ディアドラ、19年ミッキーチャームと、『札幌で勝利経験のある馬』が連勝中だ。
過去に波乱の立役者となった馬からも16年3着ダンツキャンサー(11人気)が激走しており、13年2着スピードリッパー(8人気)は札幌に出走経験こそ無かったものの、函館で3戦3連対の洋芝巧者だった。
19年9番人気3着に続いて2年連続参戦となるカリビアンゴールドは、当時札幌・函館で合計6戦して全て3着以内に好走。OP昇級後の中央開催で成績は安定しなかったが、前走函館で行われた巴賞では牡馬相手に3着と、改めて洋芝適性の高さを証明している。
クイーンSの激走パターンに完全合致しており、6歳牝馬の年齢を嫌われるようなら絶好の狙い目だ。
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