阪神カップ(阪神・芝1400m)が行われる1400mという距離はG1が組まれていない距離で、「1200mでは短く、1600mでは長い…」そういった個性の馬が満を持して臨んでくる巧者が出やすい舞台です。
このレースも複数回馬券に絡むいわゆるリピーターが多いレース。そうなると昨年の覇者グレナディアガーズが浮かんでくるのですが、今年に入っての2走がともに2ケタ着順。更に2カ月以上間隔が開くと取りこぼしが目立つ過去の成績から全幅の信頼が置けません。
ならば、1400mにおいて(7-1-1-0/9)、3着のレースは2位入線からの降着で、実質連対を外していないダイアトニックがいるではないか!と思うところですが、ここが引退レースでオーストラリアでの種牡馬入りを発表。前走のスワンステークスを勝っているものの、既に7歳とあって、こちらも不安要素がないわけではありません。
そんな不安ありの2頭を飲み込む大駆けに期待!ということで、スワンステークス3着馬ルプリュフォールの逆転に注目です。
■ルプリュフォールの阪神芝1400m成績
22/10/29 3着 スワンS
22/03/06 1着 斑鳩S
21/12/19 5着 六甲アイランドS
21/10/10 4着 戎橋S
21/06/26 2着 水無月S
21/04/18 7着 心斎橋S・3勝
21/02/27 1着 2勝クラス
4歳時に去勢手術を受け、同年秋に復帰。条件クラス卒業にやや時間を要したものの、掲示板を外したのはわずか1回。昨年以降は一貫して1400mを使われ、オープン入り後2戦目に勝利を挙げ、初重賞挑戦となったスワンステークスで差のない3着と、少しずつ地力を蓄えてきました。
そして、特筆できるのが昨年2月の2勝クラス勝利(これ以降、全て1400mのレースに出走)から13戦して実に12戦がメンバー最速の上がりをマークし、残る1戦もメンバー3位のタイムをマーク。その末脚が重賞でも通用することも即証明して見せました。
長期休養が2回あり、しっかり間隔を取って使われていたこともあって、6歳の暮れ、年が明けると7歳という年齢ながら今回がキャリア20戦目とまだまだフレッシュ。近況の充実ぶりからも、ここで遅咲きの大輪を咲かせる可能性は大いにあると見ました!
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