カペラステークス(中山・ダ1200m)はJRAで行われる唯一のダート1200mで行われる重賞。過去の勝ち馬を見てもここからトップホースへと羽ばたいた馬が多く、昨年の勝ち馬ダンシングプリンス、2着のリュウノユキナは今年のJBCスプリントでもワン・ツー・フィニッシュを決めました。
今回、連覇を狙うダンシングプリンスの出走はありませんが、2着のリュウノユキナはリベンジを期すべくここへ出走。もちろん注目の存在です。
しかし、ここでピックアップしたいのは、善戦マンで勝ち切れないリュウノユキナではなく、一昨年の覇者
ジャスティンです。
一昨年のこのレース以降、2ケタ着順が4回あるなど、成績がなかなか安定していないのですが、ここに盲点がありました。
2ケタ着順4回のうち2回は芝のレース。もう1つは海外遠征で、情状酌量の余地あり。あと一戦の前走も自身で最も重い斤量となる59キロを背負ってのもの。パワーを生かせる馬場が得意なこの馬にとって、脚抜きのいいスピードの出る馬場も厳しいものでした。
すなわち、大敗を喫しているレースは明確な敗因があり、それを除くと、ほぼほぼ安定したレースを続けているのです。
今回は前走から斤量が2キロ減。斤量負けしないタイプとはいえ、3戦連続で58キロ以上を背負っていたことを考えると、これも大きなプラス材料といえるでしょう。
更に今晩から明日にかけての天気予報も晴れで、実績十分の中山1200mで乾燥したパワー勝負の馬場が見込めそう。前走の大敗で人気を落としている今回は迷わず買い一択です!
■ジャスティンの中山ダ1200m成績
20/12/13 1着 カペラS
20/03/21 1着 千葉S
19/12/22 2着 フェアウェルS