今年のジャパンカップ(東京・芝2400m)は凱旋門賞に出走した日本馬がいずれも出走を回避。更に天皇賞秋を制したイクイノックスも不在。騎乗するジョッキーの名前は華やかも、近年ではやや小粒のメンバー構成となりました。

傑出した馬がいないということは、どの馬にもチャンスありということ。ここで狙ってみたいのが、秋の2走で馬券に絡めずに人気急落のテーオーロイヤルです。

デビュー4戦目に初勝利を挙げると、格上挑戦した青葉賞で勝ち馬から0.1秒差の4着。惜しくも日本ダービー出走はならずも、仕切り直しとなった秋の1勝クラスから4連勝でダイヤモンドステークスを制覇。待望のG1初挑戦となった天皇賞春でもタイトルホルダー、ディープボンドに続く3着と一気にG1を狙えるポジションまで出世を果たしました。

気になるのは5着だったオールカマーと6着だったアルゼンチン共和国杯の秋2走。着順だけを見るとG1獲りに向けて物足りない結果となっていますが、オールカマーはこの馬としては距離不足とも思える2200mで、差し馬が上位2着を占める展開もこの馬向きではありませんでした。

1番人気に支持された前走のアルゼンチン共和国杯は絶好のポジションで脚を溜め、いよいよスパートというところで、逃げていたキングオブドラゴンが内ラチに激突。そのあおりをモロに食ってバランスを崩す致命的な不利を受けてのもので、トップハンデを背負う身では非常に厳しい展開。それがありながら勝ち馬から0.2秒差は悲観するものではありません。

今回は4戦3勝で敗れたのは先に触れた青葉賞4着のみという抜群の距離実績を誇る2400m。鞍上の菱田裕二騎手にとっても、不完全燃焼に終わった前走の鬱憤をどうしても晴らしたい一戦でしょう。

■テーオーロイヤルの2400m実績
21/11/20 1着 尼崎S
21/10/23 1着 兵庫特別
21/05/01 4着 青葉賞
21/04/04 1着 未勝利

今年は現時点で昨年の34勝を大きく上回る48勝を挙げている充実した1年。年齢的には30歳で中堅に差し掛かってきましたが、名手が揃った大一番で世界に名前を売る絶好のチャンスでもあります。

タイトルホルダー、ディープボンドがいないここなら、スタミナはメンバートップクラス。近走は明確な敗因がありながら、馬券的な旨味は大きくアップしているだけに、積極的に狙ってみたい穴馬です!

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