みやこステークス(阪神・ダ1800m)は1着馬にチャンピオンズカップの優先出走権が与えられる重要な前哨戦。
チャンピオンズカップ出走はもちろん、東京大賞典、あるいは来年のダートG1戦線を視野に入れている馬にとっては何としても賞金を加算したい一戦でもあります。
どの馬も賞金加算に必死な状況の中、一際勝負気配が高く映る馬、それはハギノアレグリアスです。
2歳9月の新馬戦のあとにおよそ8カ月、3歳秋からは実に1年8カ月の長期休養を強いられたこともあり、5歳秋にしてこのレースがキャリア10戦目。非常にフレッシュな1頭でもあります。
キャリア9戦のうち、ダートが8戦。敗れたのはわずか3回で、4戦目に2着と敗れた時の相手はすでに重賞を3勝しているメイショウカズサで、わずかハナ差の惜敗。1勝クラスとしては破格の好タイムをマークしていました。
2走前のアハルテケステークス4着は先にも触れた1年8カ月という長期休養明け初戦。しかもオープン初挑戦で、敗れはしましたが2着馬とは0.1秒差。先々に十分メドが立つ一戦で、実際にひと叩きされた前走の太秦ステークスは中団待機から4コーナーでポジションを押し上げると、あとは楽に抜け出す完勝。ポテンシャルの違いをまざまざと見せ付けてオープン初勝利を挙げました。
さらに、その太秦ステークスは関西のオールドファンには馴染みのあるレース名ですが、2019年に現在のダート1800mのオープン特別として施行されるようになり、その年からみやこSのステップとした馬が3連勝中。昨年の勝ち馬メイショウハリオは今年の帝王賞を勝っている非常にゲンのいいレースでもあります。
■前走・太秦S組のみやこS好走馬
21年 1着 メイショウハリオ
20年 1着 クリンチャー
19年 1着 ヴェンジャンス
一連のレースぶりからも底を見せておらず、9戦というキャリアで伸びしろもたっぷり。血統面も父キズナ、母系にはウオッカの父で知られるタニノギムレットがいる底力のある血統で、その血統からダートの大物候補が現れるのは競馬の面白いところです。
今回の鞍上は主戦の富田暁騎手が東京メイン・アルゼンチン共和国杯でダンディズムに騎乗するため、福永祐一騎手にスイッチ。百戦錬磨のベテランに替わるのも、ある意味プラスととらえることができます。
ダート路線の新星誕生となるか、大いに注目です!
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