アルゼンチン共和国杯(東京・芝2500m)は『これは鉄板!?アタマで狙いたい珠玉の1頭』で触れたように過去10年の勝ち馬からG1ホースが3頭飛び出している出世レース。

グレードはG2ですが、ハンデ戦でもあることから、過去の傾向を見ると前走が条件クラスの馬も度々好走を見せています。

■アルゼンチン共和国杯で好走した前走条件クラス馬
21年3着フライライクバード
19年3着アフリカンゴールド
18年2着ムイトオブリガード
18年3着マコトガラハッド
17年2着ソールインパクト
16年3着ヴォルシェーブ
15年1着ゴールドアクター
12年2着ムスカテール
12年3着マイネルマーク

過去10年で前走が条件クラスだった馬は(1-3-5-16/25)。実に9頭が馬券に絡んでおり、これば馬券作戦にも大きな影響を与えているといっても過言ではないでしょう。

中でも注目したいのは、10月の東京2400mで行われている六社ステークスをステップにしてきた馬です。

馬券絡んだ9頭のうち、19年アフリカンゴールド、18年ムイトオブリガード、マコトガラハッド、17年ソールインパクトの4頭が六社ステークス組。マコトガラハッド、ソールインパクトは格上挑戦で好走しているのですから、抜群の相性といえます。

今年はブレークアップが六社ステークスを勝っての参戦。

形の上では昇級初戦となりますが、2走前のジューンステークス2着時の勝ち馬ヴェラアズールは10月の京都大賞典を勝利。4走前のサンシャインステークス2着時にはヴェラアズール(3着)に先着。勝ったパラダイスリーフは目黒記念で1番人気に支持され、6着ながら勝ち馬から0.2秒差の接戦を演じており、このブレークアップも重賞で即通用の雰囲気を感じます。

東京の2500mは未経験も、中山の2500mでは3戦全て馬券に絡んでおり、スタミナ面にも不安はありません。好相性のレースを勝ってきた勢いに乗らない手はないでしょう!

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