牡馬の皐月賞・日本ダービー、菊花賞、牝馬は桜花賞・オークス・そしてこの
秋華賞(阪神・芝2000m)は3歳の3冠レースとして一生に一度の晴れ舞台。
時に出走権をかけた抽選で熱いドラマが待っていることもあります。
3連勝のあと、4/8の抽選をくぐり抜けて秋華賞の出走権をゲットしたストーリアには大仕事の期待が高まります。
デビュー戦は後にデイリー杯2歳ステークス2着、ラジオNIKKEI賞で4着となったソネットフレーズの3着。その後2戦連続2着のあと4戦目に待望の初勝利。そこから破竹の3連勝で大一番に名を連ねました。
■ストーリアの全成績
22/08/14 1着 三面川特別
22/05/21 1着 カーネーションC
22/03/13 1着 未勝利
22/01/22 2着 未勝利
21/11/21 2着 未勝利
21/08/28 3着 新馬
この軌跡、どこかで見たことがあるような…。そう、2018年の2着馬ミッキーチャームと戦績が酷似しているのです。
ミッキーチャームはデビューから4着、3着、2着と来て4戦目に初勝利。そこから3連勝で秋華賞に駒を進め2着と好走しました。こちらストーリアはここまで1度も馬券圏内を外していませんから期待も膨らみます。
母のフェリスは1戦未勝利でしたが、産駒には5連勝でチャレンジカップを勝った兄のロードマイウェイを筆頭にデビューした4頭がいずれも勝利を挙げ、3代母シンコウラブリイはマイルチャンピオンシップなど重賞6勝を含む10勝を挙げた名牝。成長力がある血統です。
また、初コンビとなる松山弘平騎手は先週の3日間開催で毎日王冠をサリオス、京都大賞典は今回と同じ初コンビだったヴェラアズールで勝って絶好調。鞍上の勢いも申し分ありません。
抽選突破した運と人馬ともにあふれる勢いはメンバー随一。格上挑戦、重賞初挑戦といえど軽視は禁物です。
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